峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

もちつき祭りとバースデー

2007年12月09日 | 父親と子
きょうは、今年で3回目を迎える「招福もちつき祭り」の日だった。

朝6時半過ぎ女房どのに声をかけられ目を覚ました。
「寒いよ」と女房どの。いい天気に違いない。急いで顔を洗い、女房どのが用意してくれた朝食を口にほおばる。

7時過ぎ、公民館に駆け付けると、すでに副会長が準備を始めていた。かまど3つにそれぞれ火を入れる。副会長が釜【かま】に湯を張りダイコンを入れる。空焚【からだ】きを防ぐためだという。さらには、別に信仰心があるわけではないんだがと言いながら、釜に塩を盛った。
自然に対する畏怖【いふ】というようなものを私たちは忘れるべきでないと思う。「金さえあれば「金があれば何でもできる」行き過ぎた資本主義・商業主義が私たちを誤らせている。

時間が経つにつれ、1人2人と集まって来られた。8時前に有線放送であらためてきょうのお祭りのご案内をする。次第に広場が活気を帯びてくる。
今年は風も無く、薪【たきぎ】もいい。昨年より30分も早いペースで最初のもち米が蒸し上がった。

昨年、町内会に住んでおられるある保護者が中心となり、お子さんの通う養護学校で初めてもちつきをされた。道具一式を副会長が貸した。当日、副会長夫妻と私も手伝いに出かけた。小雪の舞う寒い日だった。
去年やって好評だったということで年中行事にしたいと、経験を積むため養護学校の保護者3人の方が参加された。
清峰高校・佐々中学校の外国語指導助手(ALT)の参加もあった。町長と議長も顔を見せていただいた。

昨年に増しての参加があった。さまざまな交流があった。
みなさんの善意を集めることができた。そこに私の役割がある。今年も、みなさんが力を合わせ、いいもちつき祭りになった。

午後2時半頃終了。いったん帰宅し、シャワーを浴び食事を取り仮眠。夕方、副会長が出張先の愛媛からいただいてきたというミカンをどっさり届けてくれた。それを機に、洗って乾かしていた道具の片付けに公民館に再び出かける。副会長も一緒だ。

この日の作業をすべて終了し、米袋を力武さんに届けに行った帰り道、くるみさんのボーイフレンドが我が家の方から歩いてくるのに出会った。
「一緒だったの?」と尋ねると「はい、きょうは一緒に遊びに行ってました」との返事。
土曜日だったか、くるみさんにもちつきの手伝いに出ろよと言ったら、用事があるから出られないと言っていたが、デートだったのか。

夜、食事の後、女房どのがバースデーケーキをテーブルの上に載せた。すっかり忘れていた。きょうは、くるみさんの15回目の誕生日だったのだ。
バースデーにデートかいい思い出ができたね。くるみさん
コメント
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