峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

将棋で遊ぼう

2009年02月15日 | 将棋
昨日、町の社会福祉協議会が主催する高齢者と子供たちの囲碁・将棋交流大会が行われた。今年で3回目になる。大会の運営は、社協の職員のみなさんと囲碁・将棋それぞれの世話人が務める。囲碁の世話人は6名いるが、将棋の方は私1人だけ。そこで、初回からずっと、佐世保市にお住まいの秀楽の松山先生と、元高校将棋三冠の増本敬君のお父上に助っ人をお願いしている。

参加費は大人100円・子供50円だが、参加賞を始め、A級・B級・C級それぞれ3位までの表彰があり、ちゃんと賞状・トロフィー・盾も贈られる。それらとは別に、将棋の方は松山先生から深浦王位の扇子2本と詰め将棋の冊子を2冊提供いただいた。こちらは、順位に関係なく、くじ引きで決まる。

大会は午前9時から始めるが、毎年、ボランティアのみなさんにより昼食におにぎりが振舞われる。昨年は1人2個だったが、今年は1個増えて3個になった。農家の方が米の寄付を申し出られたことによる。とにかく、みなさんの善意からなる手作りの大会なのだ。
参加者も、県代表を決めるような大会に出場される方ではなく、子供の頃、よく将棋で遊んでいた、という方々ばかりである。しかし、だからこそ純粋に将棋を楽しんでおられる様子が伺われる。

この日、B級で参加していただいた末吉さんは全敗されたが、食事をする時間が惜しいほど夢中になってしまってと、久しぶりの将棋を堪能【たんのう】されていた。
町長と議長のお2人にも将棋の方に参加していただいたが、特に、町長には最後の表彰式までお付き合いただいた。公務としてではなく、参加者の1人として楽しんでいただけたようで嬉しかった。

強さを競うことだけを目的とするのではなく、将棋で遊ぶ、将棋の楽しさがなんとなく感じられる、このような大会がもっと増えたらいいなと思う。

       
コメント
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