峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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幸せはどこに

2009年02月18日 | 父親と子
児童文学作家・獣医師の南部和也さんによると、動物の感じるストレスで最も大きいのは、寒さと飢えだそうだ。寒さと飢えは、動物を確実に死に追いやる。

この時期、三寒四温が常で、先週末は暖かだったものの、昨日・今日と冷え込んでいる。
昨夜、女房どのが「朝、起きたくな~い」ともらしていた。彼女が出勤する午前7時頃、まだ布団の中にいる身としては、ただただ気の毒で申し訳なく思う。寒さの厳しいこの季節、女房どのには悪いが、勤め人でなくてよかったとつくづく思う。

だから、そうもいかないことは解っていて、台風や雪の朝など、女房どのに「休んじゃえ!」と本気で言ったりする。そもそも、台風や大雪の日は、役所も会社も休みにしてしまえばいいのだ。生命の危険をかえりみずに行わなければならない仕事って、いったいなんだろうと思う。

我が家のネコのみぃちゃんも私同様に自由業だから、夏は表で長く過ごし、寒い冬は昼近くなってく出かけ夕方早く帰って来る。

ネコがコタツで丸くなるのを見て、本当の恐ろしいストレスがコタツにより克服されていること、コタツの上にせんべいがあることに気付けば、より幸せが身近にあるのが感じられるはず、と南部さんはいう。

一昨日、裏庭にいると「峰野さ~ん、小包で~す」という声がする。玄関に回ると、郵便配達員さんが青い小さな包みを抱え立っていた。
「フルネームでお願いします」と受け取りの署名を求められた。

余談だが、このような場合、彼らは「姓名をお願いします」とか「氏名をお願いします」とか言わない。必ず「フルネームで…」と言う。一般的に「フルネーム」の方が分かりやすいのだろう。

求められた署名に応じた後、その青い包装の品を受け取ると、表書きの名前の欄に「峰野有紀」品名の欄には「チョコレート」とあった。有紀さんが、バレンタインデーにチョコレートを贈ってくれたのだ。

すぐに、メールで「チョコレート、届いたよ。ありがとう」と送ると「どういたしまして」と返信があった。
真に、幸せは身近にある。
コメント (2)
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