峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

生きる意味

2009年02月23日 | 民生児童委員
きょうは、地域デイサービスの案内で朝から町内会を回った。

地域デイサービスというのは、一般的には「ふれあい・いきいきサロン」と呼ばれている。地域に住む者たちの手で、地域住民のコミュニケーションの場を、主体的につくりだそうとする取り組みだ。
全国各地の社会福祉協議会民生・児童委員協議会が中心となって推し進めているものだが、人間関係の希薄化、地域社会の崩壊、それに加えて地方自治体の財政難といった今日的問題が深刻化する中、その果たす役割は益々重要になってくるだろう。

私たちの町の「地域デイサービス」は、町の社会福祉協議会の主催ということになっているが、実質的には民生・児童委員が、町内会の有志のみなさんの協力をいただき運営している。

私たちの町内会では、それを基本的に毎月1回実施している。開催日の1週間ほど前、ご案内と出欠をうかがうために1軒1軒、ご高齢者と有志のみなさんのお宅を訪問するのだが、実は、これがご高齢者と私との交流の貴重な機会となっている。
外出が不可能な方や体調を崩された方など、参加したくてもかなわぬ方がいらっしゃる。そんな気になるご高齢者のお宅を訪問させていただく、いい機会なのだ。

私の訪問を楽しみにしていてくださる一人暮らしのご高齢者も少なくない。
部屋の中に招かれ、お話させていただいたりする。病気のことを話される方、昔のことを話される方、政局や町政に多大な関心をお持ちの方など、さまざまだが、私の果たすべき役割が、そこにはっきりと見える。それは、私の生きる意味の1つなのかもしれない。
コメント
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