峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

親の恩

2009年05月03日 | 家族
両親に感謝することは多々あるが、何より自由奔放に育ててもらったことを最も有り難く思っている。
 
父も母も、決して口うるさいことを言う人ではなかった。ただ、たった1つだけ母が念仏のように唱え続けている言葉がある。
「姿勢を正しく」である。

つい最近まで、それを意識したことはなかったのだが、いつの間にかそれは私の心に染み込んでいた。いつの頃からか、我が子に同じことを言うようになっている。

神事の席で正座をしているとき、入学式や卒業式などに参列しているとき、常に背筋を伸ばすことを意識している。

若い頃、親との関係を意識することはなかった。しかし、私という人間の土台を形成しているのは間違いなく父と母の在り方だったと、この頃考えるようになった。

62,9-19,1
コメント
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