峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

キューポラのある街

2009年05月17日 | 暮らし
NHK放送の小さな旅「空高くキューポラ・埼玉県川口市」を見た。

川口市は、古くから鋳物【いもの】の街として知られ、吉永小百合さん主演の映画「キューポラのある町」の舞台にもなった。
現在の川口市は、鋳物工場の移転や廃業に伴い、鉄を溶かす炉・キューポラの姿も減少し、代わって高層マンションが林立しているという。

番組は、昔ながらの鋳物の街の心意気を伝える人たちを訪ねる。
しみじみと感じることのある内容だったが、その中でも、鋳物工業の浮き沈みを長年見てきた町工場の社長の「人を泣かせてまで儲けようとは思っていない」という言葉が心に響いた。
コメント (2)
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