峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

感応

2009年07月07日 | 暮らし
学期末を迎え、女房どのが大変だ。
昨日は、午後7時を過ぎて家に帰ってきた。両手と肩にパンパンに膨らんだバッグを提げ、目はうつろだった。
「大丈夫?」と思わず声をかけたほどだ。
その後、入浴・食事もそこそこに、パソコンと書類に向かっていた。

午後10時に居間に下りた。いつものようにブログを記した後、晩酌をしながらテレビをつけると、BSでW杯サッカーのアジア予選、日本対バーレーン戦が再放送されていた。
この季節は「とりあえず」ビールから入り、焼酎のロック1、2杯がお定まりとなっているが、サッカー観戦でグラスの御代わりが続いた。

やがて、お腹もいっぱいになり、壁の時計に目をやると針は午前2時を指していた。さすがに、もう女房どのも床に就いただろうと、居間を出て和室をのぞくと、なんとまだ仕事をしているではないか。
明らかな過重労働である。身体が心配だ。

今朝は午前7時に出勤していった女房どの、午後7時前に帰宅した。
例によって重たい荷物をいっぱいに抱えて玄関に入ってきたが、きょうは笑顔が見える。
荷物を降ろすや否や、私に紙片を差し出した。

女房どのの受け持つクラスの保護者の中に、私のブログをご覧いただいている方が何人かいらっしゃるという話を、女房どのから聞いていた。
紙片は、その中のお一人が担任と保護者との間の連絡帳に記されたことをコピーしたものだった。

そこには、ご自身がご家族と共に住んでおられる共同住宅の共有スペースを、これまで決して義務として清掃したり、草刈をしてきたのではなく、快適に暮らしたいが故にそうしてきたのだということに、はたとお気付になられた喜びが細かい字でノート2ページにまたがりビッシリと書かれてあった。
当ブログの5日付の文章中の「自分たちの手で暮らしやすいように作り上げていく。町内会の美化・清掃も、その1つだ。決して義務ではない。権利なのだ」の件に感応されたのだ。

最後に「裕二郎さん、ありがとうございます!!」とあった。
が、私の文章に感応してくださったあなた、あなたのおかげで、疲労困憊【ひろうこんぱい】の女房どの顔に笑顔が灯り、私はいっそう意を強くすることができました。
こちらこそ、お礼を申し上げなければなりません。
あなた、ありがとうございます。
コメント
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