掃除をして、早お昼を食べて、それ!と出かけた。今日はほんの少しだけ午前中に仕事をして、あとは休みにした。大津の法明院と三井寺の圓満院門跡出かけた。三井寺には3回ほど行っているが、法明院は地図上で位置がわからず、圓満院は参拝受付の場所が?で見たいお庭を見ていなかった。法明院は、おばあさん探偵団のように道なき道を歩いた。鉄道に沿って歩くのだが、地図上途中で道が消えている。トンネルか?行ってみるとトンネルもなく、どの道を行けばいいのかわからないが、東海道自然道を歩けばいいらしい。これでいいのか?と思いながら行くと法明院はあった。荒れ果てて拝観料100円と書かれているが、どこへ行けばいいのか?だった。そこから台風で荒れ果てたらしい自然道を谷に落ちないように歩いて、なんとか圓満院門跡に着いた。自然の中を歩くのは気持ちがいいが、恐さが半分だった。
神さまがくださった静寂の時間とお寺で考える私。だれもいない。お干菓子付きのお抹茶をお願いしたら、一番景色のいい場所に届けてくださった。婦人会の会長さんだと自己紹介くださった。同じくらいの年齢の方だ。縁とは奇なりで、彼女は役者を志して上京し、諦めて地元大津へ戻り、着付けの先生でお茶のたしなみもある方だ。私は役者というかシナリオライターを目指して、早々に諦めOLになった。きものの着付けの師範でもあるが・・・・。ふたりでびっくり!そして、私はここできものを着てお茶をいただけることになった!着物はあるので、下着だけもってくればいいという。お茶もなんとこのすばらしい眺めの中で点てられる!
家に戻って、ともかく報告したかった。神様のプレゼントを。そろそろお茶を始めないと思っている矢先の出来事。そして、すこし人のためにお茶を点てられたらと思っていた。今思うと長浜に来たのも、不思議な流れだった。そのときは夢中でわからなかったが、その出来事は神のなせる技のようだった。そしていまもそれが続いている。
心はいつも前向きになった。だめならだめでまたやり直せばいいと思うようになった。不安に思うだけ無駄なような気もする。それは何かを信じきって、任せられるようになったからだろう。今日は「明日の光をみつけて」という昨年のブログの言葉のようだった。