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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

居場所がないおとなたち

2019-06-05 18:05:17 | 日記

午後から蒸してきて暑い。身体がだるくなる。今はお勤めでないからいいが、お勤めの人は大変だ。長浜のお店の看板に「ちょっとお立ち寄りセット。900円」がある。誘惑だろうな。「暑かったですね。一杯やっていきますか?」と言われれば、なかなか帰れるものではない。ドアを出れば、自分の世界(仕事の世界=男の世界)だから、はぐれ鳥にはなれない。女性はなかなか家のことを忘れて仕事はできにくい。(今の人は平気かな)

「ひきこもり」の話がいろいろTVなどで論じられている。私は大人の引きこもりはみたことがないが、中高生の引きこもりはみている。家庭教師をしていた子のお兄さんだった子がいた。恵まれた家庭だった。お父さんは開業医。隣の駅で外科を開業している。フランス人形のようなお母さんだった。お宅はマンションで兄弟は3人。男・男・女の子の真ん中の子だった。問題は中学受験の失敗かららしい。このお父さんは帰宅拒否者。実家のあとを継いでいるので、帰ってこないことが多いらしい。居場所が無いのか逃げているのかわからない。誰かの誕生日など家族行事のときは帰ってくるという。お母さんは専業主婦で子供達の世話に追われている。男の子は都内のフリースクールへ通っている。近所の学校の通学時間を避けてる。世間には内緒なのだろう。娘がいうには、お母さんのメールにハートマークのメールが男の人からはいるという。(見ているのだ)

男の子が暴れればお父さんでも手に負えないだろう。だれもが居場所のない豪華なマンションなのだ。「男の居場所」、「女の居場所」、「子供の居場所」子供部屋がある子供たちはいいかもしれない。お父さんもお母さんもこの男の子も、心優しい人たちだと感じていた。だから、恐くて逃げたり怒ったりするのだだろうな。

男の人は誰かに話したりできないことが多い。飲んで当たり障りの無い話はできても、女性のように「うちの息子がね・・・」とか「うちの主人がね・・・」とはいえないだろう。ガラスのような心をだれが受け止められるのだろうか。

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