さわやかに晴れた日になった。3日間の陶芸展が終わった。忙しすぎもせず、暇すぎもせずちょうどいい具合だった。他のグループの方たちの作品で作り方や色のかけ方でとても勉強になった。最後はみんなで一斉に後片付けをして、頂いたお菓子やらを分け合ってお別れをした。後片付けは3日間の成果かチームワークがすばらしかった。いつも一匹狼だった私には、おおきな収穫だった。ただ、相談すればよかったのだ。陶芸ではないホームページ作成の件でも、素敵な意見を聞くことができた。これからはちゃんと相談してからやろうと思った。垣根を作ったのは私だった。
まったく論理がない話になるのだが、例の3mもある蛇の脱走事件。落ちがすばらしかった。でも、専門家は早くから、遠くには行かず木の上のようなところにいると話していたらしい。蛇の習性を考えれば、私でも思いついた。「逃げる」=「遠くへ」「草むらへ」だったのだろう。「灯台下暗し」の話だともいう。脈絡のない感覚で「青い鳥」を思い出した。「青い鳥」の話は結構意味深いのだなぁ。孫のために「青い鳥」を探してほしいというのに、自分たちの「青い鳥」探しに夢中になったという見方もあるらしい。そんなことが多いような気もした。
今日は2つの思わぬ収穫。一つは昨日の赤の色の徳利を先生がプレゼントしてくださったこと。おまけにもう一つ頂いた。これでお酒がおいしく飲める日はくるのだろうか。そうそう、酒の肴によさそうな「ソラマメ」の到来もあった。もう一つは、陶芸展に来てくださった教会のお友達が夏川草介さんの本を沢山かしてくださった。そこに1冊他の本があった。なんとなくこれかなと思って手に取ってきたという本は「若冲」だった。私は彼女に「若冲」の話は1度もしていないのに・・・。感性とはそういうことらしい。そして、「神さまのカルテのように、牛のように図々しくゆっくりとね」と言ってくれた。
どうも神さまのカルテがあるようだ。生かされている自分がある。