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幻想的な世界から雄大な世界へ

2021-05-30 19:37:11 | 日記

夏のような陽ざしだ。空も夏空。でも午前中は何となく落ち込んだ。陶芸教室で陶灯がうまく彫れない。生地が厚すぎたり柔らかすぎることもあるが、花筏のイメージの流れる感じの花びらが彫れない。切り口がうつくしくないのだ。自分自身の技術に対する欲求も大きくなるのだろうが、今日はだめだった。100を超える花びらが残っている。「それが仕上がる頃にはなんでもなくなるよ」と先生が言われた。先生の切り口をみると本当にがっかりする。

午後は近江八幡の八幡山城址の瑞龍寺の紙の灯り展を見に行った。標高は207メートルくらいだ。ロープーウェーで登るにつれ視界が広がる。新緑の間から見える古い町並み、水路や長命寺川も見える。ロープーウェーを降りて、頑張って石段を上ると瑞龍寺だった。灯り展は一番奥の部屋だ展示されていて規模は小さかったが幻想的な世界だった。

北の丸からは雄大な風景が眼前に広がる。琵琶湖を隔てて遠くには比叡山が望まれ、広がる田園地帯、安土城址や伊吹山も見える。思い切って来てよかった。階段がややきついので、親子連れやカップルが多い。行けるところは早くいかないと、石段は登れなくなるなぁ。

今、中途半端な自分がいる。陶芸ももう少しほかのものも(お皿とか茶碗とか)作りたい。昔ならすぐ行動に起こすのに・・・。動けない自分がいる。コロナのせいでもないのだが、金銭的なことも昔以上に気になる。年齢のせいかもしれない。

やがて、時が来るのだろう。もう少しがまんかな。行きたい方向を向いていれば(見ていれば)時はやってくる。

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