おお、寒い(オーバーかな)とトレーナーを箪笥から引っ張り出しました。午後3時ごろまで冷たい風が吹いていました。台風は夜に雨風を連れてくるので、眠れない夜が三晩くらい続きました。取材先での不規則な食事で胃もやられてしまい、昨日はぐーたらでした。夜のエリザベス女王の国葬は見ておかないとと、台風情報を聞きながら、見ていました。
荘厳な雰囲気に酔っているところへ「女性の聖職者がいるけど、いいのかしら?」のメール。無視しようかしら?・・・。「プロテスタントは女性でもなれるのではないですか?」と返事。この英国国教会は説明が難しく、プロテスタントであり、カトリックに近いというのでしょうか。そんな時に、チャールズ国王の離婚が思い出されました。カトリックなら離婚はできないはずだし・・・。でも、英国という国はすごいなぁと思うのです。王族に『不倫』という言葉が使えるのですから。
それはむしろ人間的なのかもしれないと思うのです。人にはわかっていてもどうにもならない想いもあるのでしょうから、それを倫理?というもので押し込めるよりは、むしろ本気でその想いに従って生きたとしたら・・・、必要な責任を取らされて、それでもいいとその想いに生きられたら・・・。残りの人生が短くなると、そんなことも許されるかなとも思うのですが。ただ嘆き悲しむ人もいることをどう処理するか・・・。別れるということは、同じ責任があるのではないかとも思うのです。
真実の想いを貫き通すことは、いい悪いではなくて、生き方にある輝きを与えるのかもしれませんね。