午前中は、泥棒が入ったらその足跡がしっかり残ってしまうくらい床が汚れている部屋を掃除してきました。部屋の拭き掃除では大変でしたが、今は手に入らないような素晴らしい家具があり、本がありでした。疲れたとはいえ、完全燃焼した感じでした。
日曜日から陶芸で戦っています。楕円の小鉢?を作り出して、うまくできないのです。手び練りで5段目を積むと膨れてきてしまい、形が崩れます。やればやるほどどうしていいのかわからなくなりました。駄々っ子のような私は、もうやりたくないとなるのです。こんなはずではなかったのに・・・。
前の先生の手び練りの作り方と今の先生の作り方は違います。前の先生のほうが、多くの先生がされていて、仕上げに道具で成形します。今の先生の方法は積んでいくうちに形ができていきます。仕上げはほんの少しくらい整える感じです。手が前の先生の積み方を覚えていて、どこかで狂ってきてわからなくなるようです。「できるからやるのではなく、やるのです」のどこかで聞いた言葉のように、今回は自宅で練習をしました。楕円でなく筒を積んでみました。
わずかな指の力のかけぐあい、角度、紐を巻いていくほど難しくなりますが、今日、やっとできたのです!道具でやる部分を手でカバーして仕上げていたことに初めて気が付きました。その感触は自分で身につけるしかないことでした。3日間、やってよかった!一人、土と戦いました。
初め作った楕円は、あの人のようなイメージの「うつわ」でした。大きな包み込むような楕円のうつわを作りたかったのです。先生は楕円は難しいとは最初は言いませんでした。2つ失敗して直していただいても、楕円は難しいからというだけでした。それでも、また作りなさいというのでした。たかが楕円、されど楕円でした。
出来ないからあきらめずがんばった!もっと上手くなれたら、お世話になった方たちへ、一人一人に合ったお湯のみを送ろうと思えたのです。