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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

ぼっーと生きる

2018-04-25 22:14:42 | 日記

お昼ごろ郵便局へ出かけると、途中の公園には枝が折れて落ちていたり、はなみずきの花びらなどがたくさん散っていた。夕べの風雨の強さをもの語っている。でも、若葉はさらにみずみずしい。この若草色は初夏の緑とも違い「若さ」を感じる。半分 あおい なのだろう。

平塚は名前のとおり、起伏のない土地だ。空襲に遭い、新しく出来た街だ。木も少なく、少し中へ入ると田畑が広がっている。海も近いが隣の大磯町の海と比べるとまったりしている。味気ない海岸線を作っている。坂もないこの街をあまり好きではなかった。情緒もない。

取材で各地を訪ねてみると、最近、どうも窮屈さを感じるようになった。平塚のような開放感がない。いつの間にかこの地の伸びやかさに慣れていたようだ。道路の広さだろうか。

人間もぼーっとしている人といると、こちらもぼーっとしてくる。小ざかしく立ち振る舞わなくなった。頭で行動していることは、どんなに気が利いていてもあとで心に残らない。のびやかな心がなによりだ。そんなぼーっとした心の奥にたまに朱色の塊を見つけることがある。それって感動だよね。

 

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落とし穴

2018-04-24 19:27:08 | 日記

 生まれる人あり、逝く人がある。人の人生は喜びと悲しみが交差している。だれとも会いたくない。だれとも話したくない。それが昨夜だった。いけないと思っても、そんなわがままをぶつけずにはいられなかった。

 今日はシニアサッカー練習日。こんなときにサッカーなんて と思いながらも出かけた。ここは明らかにアウトのセクハラの世界。それに負けるようではここでは仲間に入れてもらえない。しかし、彼らはそれが世間ではセクハラと言われる発言なのを知っている。そして、上から目線で言うわけでもない。男同士の冗談と同じなのだ。無神経な政治屋さんや官僚さんとは違う。

 そんな報道の中で、元新潟知事を妙にかばいたくなる。「大丈夫よ、法律家としてもお医者さんとしてもやっていけるから。人生にはね、思わぬ落とし穴があるの。私も若いときに、楽しようと思って落とし穴に落ちたの。それは人の借金まで抱えるようなお馬鹿なことだったのよ。でもね、それは落ちないより落ちてよかったと思うの。いいじゃないのですか、ほんの少しの間でも人を愛したと思えたことは、愛されたと思うこともあるのだから。あなたに魅力を感じた人もいるはずよ」

 「多くを愛したものは、多く許される」イエスの言葉です。

 

 

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あなたがいない

2018-04-23 20:35:39 | 日記

昨日の天気は? なにか思い出せない。たしかベランダに植える花を買いに行った。きれいに植え終わったところまでははっきりしている。あとは・・・。

昨日、母が体調を崩して入院騒ぎだった。病院へ出かけて帰宅したのは今日だった。今日は着替えやらを届けに出かけた。パジャマなどを取りに実家に行った。部屋に電気がついていた。ああ、そうか馬渡さん家から帰ったときにさびしくないようにしてくれているのだ。ひんやりした部屋がさらにひんやり感じる。いつもならいる母がいない。とぼけて出てきて、お湯を沸かしてくれる母がいない。その空間がこんなにも冷たいなんて。2階に干しておいた洗濯物がたたんである。おいていった果物やらもしっかり食べている。でも、母はいない。

初めて知ったその空間にいてくれた母の重み。急いで着替えなどを準備した。その空間は夫と別居したときの空間よりも冷たくさびしい。

あの人もこんな空間に毎日帰ったのだろうか。そこにいた人がいない・・・。何をおいてもふさがらない・・・。そんなことを思うと病院へのバスの中で涙がこぼれた。

母は担当医が驚くくらいに回復していた。ややハイテンションで看護師さんや理学療法士さんをからかっていた。ああ、よかったんだ・・・・。

祈るように部屋に電気を付けてきた。あなたのいない部屋へはもう行きたくないのです

 

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完全燃焼!

2018-04-21 21:44:33 | 日記

 暑いとは言え、空気が澄んでいたのか綿帽子を被った富士がよく見えた。公園には若葉が萌え、もっこうバラとつつじが咲いている。行楽に出かけたい天気だった。

予定した仕事が全部終わった。家のこともベランダの整理以外は全部出来た。完全燃焼した日だ。やったね!余分な感情は捨てて、やることをどんどん処理した。余分なことは忘れると、客観性が出ていいのかもしれない。

こんな日はからっぽよ・・・。きっと幸せなんだ。『相聞歌』ではないが、不思議と想いが通じたかのようなことがある。上手くいえないが、人間には理屈を超えた不思議な能力?があるのかもしれない。心の声が聞こえるのだろう。

お風呂にゆっくり入って、ビールでも飲みながら、お肌のお手入れでもしようか。今日の月は三日月かな?う~ん。満足じゃ。

 

 

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子のこころ 親知らず

2018-04-20 19:43:30 | 日記

 先週からの疲れが出たのか、体中が痛い。今日はなにをおいてもメンテナンスと思った。と言っても、母のことが気がかりで通っている小規模多機能サービスの馬渡さん家に諸々お願いする。電話から母の元気な声が聞こえてくる。昨日の転倒の話をみなさんに披露?しているという。ほっとしたというか・・・。子のこころ、親知らずだが、この逆はどれほどあったろうかと思う。親の期待は裏切り続けた。母は、弟が病弱であったのでかかりきりだった。私は元気マークでほとんど放し飼い状態。

 そんな成育環境と真逆が元夫だった。赤ん坊のときに、少しの間預かってもらった家で、熱湯を浴び、大やけどを負った という。手術に手術を重ね、なんとか手の機能などは回復したらしい。それはそれは、お母さんは自分を責め、いいお医者さまを探し、中学ごろまで毎晩のように手のマッサージをしていたと言う。放りっぱなしの私と保護に保護をされていた元夫。それはギャップがありすぎて、特に姑・嫁の関係は難しかった。

生まれ育った環境、その後歩んだ環境で人はさまざまな生き方の癖をつけてしまう。だから、相手がなぜそういう価値観をもっているのか?を考えないといけないと思うようになった。離婚したから心理学を学び、またさまざまな人と出会い、相手を責めないで、そんなことを考えるようになった。身近な者のことは考えにくい。この頃、母のことが理解できるようになった。私はさっさと家をでたが、母はそこで一人で戦っていたのだと。

 昨日の続き 中島みゆき の歌 (親の思いのときもあるかもしれない)

 希いよ届けあの人の希い 私のすべての希いと引き換えに

 希いよ届けあの人の希い 私のすべての未来と引き換えに ただひとつ
 
 
 
 
  
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