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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

心のなかの妄想なのか

2018-08-09 18:53:44 | 日記

 真っ青な空を見ながら、冷房の効いた部屋で久しぶりにスパゲティのランチを食べていた。台風の被害もなく、冷房の効いた部屋にいられる。幸せだなぁ と思った。午後からはやっと重い腰を上げて、岡野俊一郎氏の追悼文集の編集に入った。まとまった時間が取れないと文集は出来なかったし、編集方針が決まらなかった。文集のサイズというような基本的なことすら決めるのは難しい。ご寄稿くださった方の思いを大事に、そして読んでくださる方も興味を持てるようにと考える。

「人の思いなんてわからないわよ。自分の中の相手の思いを考えているだけで、相手のことを考えている事とは重なることはないのよ」と友人は言う。何かそれを聞いて、私は悲しかった。たしかに、人は自分のことを中心に考えて生きているけれど、この人は私がこうしたらどう思うのだろう、とかは思う。思い込みもあるかもしれないけれど、「もしかしたら、こんな思いでしてくれたことではないだろうか」とか思い嬉しく思うこともある。そういう、言葉にはしないけれど、お互いに相手の気持ちを推し量ることは、時には大きな喜びになるではないかと思う。友人は「所詮、妄想よ」と言うけれど・・・・。

そんなときに、別の友人の詩が心に浮かんだ。「あなた 言い忘れがあった筈です わたし聞き漏らしがありました あなた 聞き漏らしもあった筈です わたし いい忘れもありました」

大事なこと、聞き忘れていないだろうか。細かいことはいいけれど、大事なことは聞き漏らしてはいないだろうか・・・。だからせめて、子供のような心で、相手の気持ちを推し量ることが出来たら・・・・。

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初めて自転車に乗れた日

2018-08-08 18:24:56 | 日記

 台風が接近しています。千葉方面へ進むらしく湘南は比較的静かです。子供のころは、なんとなくワクワクして家にいたものです。会社に勤めているときは、早く帰宅できるのが嬉しかったりでした。被害に遭うことがなかったのでそんなことが言えるのでしょうね。

先日出かけた江ノ島の龍口寺で珍しくおみくじを引きました。(100円でした)この龍口寺のおみくじは「吉凶」ではなく、一番良い「栄」、「宜(よろし)」、「遅(おそく」、そして「恐(おそれ)」でした。これ、仏様の教えにより、間違いを正し、反省させ、より良い価値観、により生活する指針だろうことです。神というのは「絶対的な」ものですが、仏教はなにかを「排除」するようなことが少ない気がしました。私はクリスチャンですが・・・。

私のおみくじは「遅」で時に従って焦らなければ、一切のことがまさに吉となる というようなものでした。今の自分に調度いいおみくじのような気がしました。「力」に任せて、走るときは終わったようです。どれだけのものを蹴飛ばして、倒して駆け抜けたのか と思うと心苦しくなります。この年になってわかることなのかもしれませんが。

なにか初めて自転車に乗れたときのことを思い出しました。小学校にあがる前でしょうか、家の前の道で父が教えてくれました。何回もトライしていた気がします。ふっと軽く自転車が動いて走れたとき、そしてそのまま行き止まりまで走ったとき・・・。行き止まりで後ろを振り返ると、父が同じ姿勢でしゃがんでいました。小さなブルーの自転車でした。そんな何かが出来たときのよろこびと、父が見守っていてくれたという安心感。今、なにかそんな感覚を覚えています。

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出戻らず

2018-08-06 18:20:58 | 日記

冷房のせいか、坐骨神経痛のようです。本当に困ったものです。身体のメンテナンスをしてくれる先生には「夏冬下着が同じだなんて自慢できる年ではないですよ」と言われました。「そうか、いよいよ麻のステテコね」と笑いました。今日も夕方から用事をたしに出かけました。今にも夕立が来そうで、蒸しています。どうせなら、ザーッと降って、気持ちよく濡れて帰れたら・・・。

昨日、今日と何回もTVドラマで「出戻り」という言葉を聞きました。(襲撃された感じでした)なんとも、聞くのがつらいというのか・・・。出戻りの意味は「嫁いだ女性が、離婚したり、夫に死別したりして生家に戻ること。また、その女性。」そうなると、私は「出戻らず」かな。「生家」には戻れなかった。物理的な問題もありましたが、母は「娘は東京で仕事をしているキャリアウーマン」にしておきたかったのです。離婚後だけでなく、体調を崩して働けない短期間でも私は実家に戻れませんでした。帰っても長居は無用でした。

「出戻り」と言われても、実家にいられる人は幸せなのでしょう。文句を言われても、心配してくれる家族がいるということは。でも、私には助けてくださる人がいて、しぶとく生き延びてきました。本当にありがたいことでした。(精神的な面でも)「出戻らず」でよかったと思います。母の自慢の「出戻らず」です。(笑い)

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いのり

2018-08-05 20:58:51 | 日記

海風に吹かれながら、あなたが健康で毎日を過ごせますようにと祈願してきました。@江ノ島龍口寺 

 

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縁台と花火

2018-08-04 19:03:55 | 日記

 今朝のフェイスブックは東京医科大学の入試問題が話題だった。海外でも信じられないことなのか、かなりニュースになっている。昔、ある国立大学の先生が、薬学部が新設されたときに、女子トイレの数が不足して間に合わず、どうするかということで、物理の問題を難しくして女子が点数をとりにくくした と話していたことを思い出した。これはまったく別問題だが。今日は、東京医科大学だけでなく、男性医師の勤務環境の問題も改善しなくては何もかわらないし、そもそも根本的な働く環境の問題だ と議論されていた。

 放送大学で「欧米の社会福祉」を学んだときに、スゥエーデンの社会福祉の制度を知った。その根本にあるのは「資源が乏しいこの国で、何よりも大事なのは人である」という考えだった。そこから出発しているから、男性でも女性でも安心して働ける環境を整備している。もちろん、問題がないとは言えないのだろうが。女性の就業率が高いといっても、子育て支援や介護の仕事をする人が多い。産休や育児休暇の保障が厚いこともあるし、男性もほぼ強制的に育児休暇をとらなくてはならない。日本では、小手先だけの改革では、問題はなにも解決でないだろうし、根っこにある男性優位の世界はそう簡単に変わるものでもないだろう。

今、私は自律神経の副交感神経優位のような状態で、攻撃的ではなくなった。能力のない私だが、それでもこういうゆったりとした環境でする仕事は、評判がよかった。なぜこういう気持ちで仕事をしてこなかったのだろうか と反省している。忙しいと自分しか見えなくなる。医師もマニアルどおりにしか、クライアントを見ないで手術をし、薬を投与するようになるのではないだろうかなどと思ったりした。

涼しくなった夕方、ホームセンターへ出かけた。花火と縁台を見て、思わず、二人で浴衣がけで花火を楽しみたくなった。時間の「ゆとり」は豊かさを生む気がした。この国には、もうのんびりた時間は戻らないのだろうか。

 

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