雨のお彼岸、昨日から遊びに来ている教え子(もう30歳かな)と大津の近江神社から三井寺(圓満院)にかけて散策していました。彼女が遊びに来るのはこれで3回目、1回、2回は琵琶湖線側を案内しました。今回はのんびり大津あたりを歩きたいのと京都の「清水九兵衛/六兵衛展」を見たいということでした。この1年くらい奈良に泊まって姫路方面へ美術展などをみたり山歩きをしていたようです。もちろん一人旅。今回は私も一緒に泊まってのんびりしようということになりました。
天真爛漫な彼女といるとこちらも解放されて、純粋に見ること食べることを楽しめます。2年前に転職をしてそれと同時に自宅を出てシェアハウスで暮しています。ホテルでゆっくり過ごそうと無印良品の鮮生食品も置いてあるお店で食料を買い込みました。(お魚もお肉も野菜もあります!)
彼女もそろそろ結婚を考えるようで、ただ枠に入る子ではなく今一つ悩んでしまうようです。結婚はまだいいけど子供は・・・。相手が子供を望んだ時に、イエスとは今は言えないといいます。仕事に生きるというのではなく、仕事外のコミュニティ活動などの活動も続けていきたいのでしょうね。自分のしたいことだけでなく、相手とも距離間のほうを大事にしたいということなのだと思います。「週末婚」みたいのでいいのでいいのだけど・・・。
いわゆる「結婚」という形で得られるものと失うものを天秤にかけると・・・。そこで「夫婦別姓」とか「事実婚」という言葉が彼女から出てきます。何時間話したでしょうか。「そろそろ夕飯てべようか」と言ったのは9時ごろ。さらに食べながらも話が続きます。この子が私のところに来るわけがわかります。
時が向こうからやってくると思うわ。でも、今ある関係を大事にするなら、ちょっとハードな関係を維持することかな?あんまりほかの人にはわからないかもしれないけど・・・。おばあさんはそう答えました。
雨に寺院は趣がありました。