梅雨明け!というほどパッとしないが、待っていてもきりがないので立山に行くことにする。今回は何を思ったかテント泊をすることにする。
若い頃の山行きは、同行者がテントを持っていたので、小屋泊まりよりテント泊の方が多かった。その頃は、1日歩いて疲れているのに、テントを張って、食事を作ってというのがしんどくて小屋泊まりがうらやましかった。なので一人で行くことが多くなってからはもっぱら小屋泊まりだったのだが、最近やっぱり山行の魅力はテント泊のような気がしてきた。ということで、知り合いからテントを借り、昔の寝袋などを引っ張り出し、大荷物を担ぐことになった。何とか15キロくらいにまとめたかったが、最終的には16キロになってしまった。
そこで、一人テント泊軟弱者としてはいきなりハードなところと言うわけにもいかず、選んだのが雷鳥沢。そこで立山連峰をピストンで登り、その後、五色が原まで足を伸ばす計画にした。
初日は富山に前泊し、朝の直通バスで室堂に入る。地獄谷を下りると雷鳥沢が見えてくる。
さっそくテントを張ることにする。午前中なので場所は選び放題。結局管理棟に近いところにする。トイレにも近いが、なんとここは水洗トイレなので臭いの心配はない。
時間はまだ11時なので、別山ぐらいまで行って、剣岳を眺めることにする。登った時にはすでにガスが覆っていて、なかなか全貌は見えなかった。
別山から左へ目を転じればこんな雪渓も。カピバラ?
1時間ほど眺めを楽しみ、テント場へ下り次のお楽しみは温泉。雷鳥沢からは歩いて5分ほどのところに2軒ロッジがあって入浴可。500円也。久しぶりのテント泊にここを選んだのはこれが大きい。
テントに戻り今日の夕食は汁ビーフン餅入り。「ケンミンの焼ビーフン」だが、麺自体に味がついているのでお湯を注げば汁ビーフンに。乾燥野菜とお餅を入れて出来上がり。
食事が終わった頃から小雨が降ってきた。浸水しなければいいがと思いつつ早々に寝袋に入る。