JALのマイレッジの有効期限が迫ってきたのでどこかへ行かねばならない。北へ行くか南へ行くか悩んだ結果、冬ならやっぱり雪遊びがしたいということで選んだのが裏磐梯の国民休暇村。敷地は広大でクロスカントリースキーのコースまである。
磐梯なら福島へ飛ぶのが近道だが、JALには福島便がない。やむなく山形へ飛んでバックすることにする。飛行機は大阪から安曇野上空を飛び新潟経由で山形へ飛ぶ。安曇野上空は残念ながら視界がなかったが新潟に入ると佐渡島も見えてくる。雪で覆われた地上は平野も山襞もいっそうはっきり見え、飽きることなく窓にへばりついてしまう。
のたうちまわる大蛇のように見えるのは信濃川か阿賀野川か
新潟から山形へ向きを変えた左に見えるのは朝日連峰だろうか
贅沢な遊覧飛行を終えて山形着。電車で猪苗代へ。
磐梯山があるのは福島でも西寄りの会津地方なので放射線量も少なく、原発の直接の影響は少ないが、訪れる人は少なく、観光業は痛手のようだ。路線バスもガラガラ、宿泊客も激減している。予約した休暇村もやはり宿泊客は多いとはいえない。
休暇村は敷地も広く、建物は全体にゆったりした造りで部屋も広く設備も充実。食事はバイキング形式で、贅沢ではないが地元の郷土食も供され種類も多い。