磐梯へ来たのなら磐梯山に登りたいところだが、まったく地理感のない厳寒期の雪山に入るのはためらわれる。そこで今日は地元のアウトドアツアーに参加、麓の銅沼(あかぬま)の近くのイエロー・フォールを観に行くことにする。
磐梯山は120年ほど前に大噴火し、今でも活動中でところどころ今でも蒸気を噴出している。イエロー・フォールは滝のように見えるが滝ではなく、岩盤から染み出した水が火山の硫黄や鉄分のせいで黄色く変色し凍ったものとのこと。火山性の山ならどこでもありそうだが他でも見られないそうだ。
裏磐梯スキー場から登りだし、凍結した銅沼の上を歩き1時間半ほどで到着
地図で見ると裏磐梯国立公園には火山の噴火でできた無数の湖沼が点在する。午後からは休暇村の近くのレンゲ沼の周囲を歩いて見るが、むろん今の時期は雪に覆われどこが沼なのかわからない。1周して案内所に戻ってくるとカマクラを見つけた。今週末からのイベント用らしい。
宿の近くの建物。使われてないらしく雪下ろしもしていないのでそのうち埋もれてしまいそう