乗客が乗ることがなくなったJALの飛行機の座席のひとつに一箱ずつマスクが行儀よく積まれている写真を見た。またフランスのどこかでマスクを積んだトラックが強奪されそうになったとかで兵士がものものしく警備している映像も見た。もうこうなるとマスクさまだ。
何か月前ぐらいまでは百均でも気安く売られていたマスクさま。突然姿を消してはや2か月くらいか。初めはすぐにでも手に入るようなことを政府は言っていたが店頭でみかけることがなくなった。
マスクが好きな日本人を不審な目で見ていた欧米人が今やこぞって手に入れようとするのだから足らなくなるのは当然かもしれないが、一番必要な医療の現場で不足する事態を一刻も早く何とかしてほしいものだ
そんななか久しぶりにドラッグストアをのぞいたら3パックくらい何気なくぶら下がっていらした。7枚入り税込み305円だった。昔は1枚10円くらいでもあったと思うと高いが、日本製でもあるし需要と供給のバランスが崩れた今ならやむを得ない価格かもしれない。さっそく1パック買わせていただいた。
そんな貴重なマスクさまだが、散歩などしているとけっこう道に落ちているのだ。今日も2つほど見かけた。大人なら触りはしないが子供が触ったりすることも考えられる。美観もよくない。落としたことに気づいてないのかもしれないが、けっして気分のよいものではない。
何百億円かのアベノマスクは配り始めたと思ったらその品質に問題ありで回収中とか。首相は言い出しっぺの意地なのか他の閣僚が紙マスクなのに一人布マスクに拘っているが、いつもあごが出ていて明らかに小さい気がするのだが。