ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

志村ふくみ展 いのちを織る

2020年07月18日 | その他

姫路市立美術館で開催中の「志村ふくみ展」を観に行った。

 

派手な原色とは違い尖ったところのない微妙な色調の草木染めが魅力的だ。自然界の植物からの恵みである様々な色の糸の組み合わせで織られ、仕立てられた着物の数々を堪能した。今回は前期ということで後期もあるというのだからその数にも驚く。

自然と共生し、様々な分野の知己からの刺激もありそれが創作に反映されているようだ。糸を染め、反物1反を手織りするのにどれだけの時間がかかるのか凡人には想像がつかないが、最高の職人が極めた技には驚くばかりだ。

人間国宝の技を観たあとはもうひとつの国宝、姫路城も観ておかねば。

城についての素人が見てもこの城の美しさと大きさは別格だ

 

 

 

虫食いで修復時に新しいものと交換した以前の支柱に寝そべるクロネコ。なかなかの大物だ

 

土曜日なので普通なら人が多いはずだが、海外からの観光客がほとんどいない今は展覧会もお城もゆったりと観ることができた。近くの土産物屋や人力車にも客は少ない。人力車のお兄さんが声を嗄らして客引きしてしているのが気の毒なほどだった。

マンホールのデザインも力が入っているのだが

 

 

駅前からお城への道もきれいに整備されたというのに、いつになったら復活できるのやら・・・。

 

 

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