藤田美術館に前回行ったときは国宝曜変天目茶碗は展示されていなかったが、今回は出展されるということで観に行った。
JR東西線の車内は冷房がよく効いていて思わず居眠り、最寄り駅へ着いて外へ出るとそこは赤道直下の暑さ。美術館は駅近なのですぐに逃げ込む。
照明を落とした館内は静かで涼しさもいっそう増している。展示品は茶道具など渋いものが多く素人にはよくわからないが、皆それなりの逸品なのだろう
その中でひときわ目立つ曜変天目茶碗。
中之島の東洋陶磁美術館で観た油滴天目茶碗より青みがあって美しい
この美しさは昔から折り紙付きだったようだ
ヘチマから作った花入れ、蔓付き
今の季節らしい桃の作品の由緒
館内から外に開いた窓
暑いけれどいったん外へ出てお庭を巡る
写真で見ると涼やかだがひたすら暑い
また館内に逃げ込んで名物のお団子を
そのまま駅へ逃げ込もうかと思ったが、せっかくなので大川沿いを歩いてひょうたん池のハスを観る
午後なので花は元気がないが、早朝に来れば花がパカッと開く瞬間を観られるかも
ガマの穂も
大汗をかいて駅へ戻り、梅田で途中下車するが、最近の梅田の変容には驚くばかり。工事の囲いがとれたと思うと、通路がつけ変わり以前とは全く別のつながりになっていたりして思わずここはどこと思う。中央郵便局のあったところに新しい商業ビルができていたりする。少しぶらついて買い物でもと思うが圧倒的な物量に何を買っていいのかわからない。何かおいしいものをと思ってもみるがこちらも目移りしてしまい結局大しておいしくもないものを食べてしまって激しく後悔。商業圏としては三宮くらいの方が落ち着いていて性に合っている気がするのだった。
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