のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

大丈夫

2005年07月02日 03時46分52秒 | 日常生活
おばあちゃまの連続攻撃にややぐったりしていたのが
分かったのか、母上が襟を正しておっしゃいました。

「のりぞうちゃん。
 自分に自信を持ちなさい。
 自分を好きでいなきゃ、だめよ。
 ちゃんといいところもあるんだから。」

あまりの真剣なフォローに
照れくさくなっちゃいました。
そりゃね、のりぞうだって好き好んで
自虐的なわけではないんです。

・・・いえ、多少(かなり?)
好き好んでる部分もありますが。。。。

自分のこと大好きだったら毎日楽しいだろうな
なんて、夢見る夢子さん風に思うこともあるのです。

でも。

でも。

でもでも!

「自分大好きな人間って正直うざくない?」

ふと気がつくと、隣で妹が衝撃を受けてました。

「私の前でそんなこと言うんだ。。。。」

・・・あ、ごめん。
あなた、自分大好き人間のひとりだったわね。

なにせ、生まれてから一度も
他人を羨ましく思ったことがないらしいのです。
他人様から誉められても
お世辞だなんて1ミクロンも思いません。
誉め言葉もお世辞も100%吸収できる女です。

・・・すげぇ。。。
本当に同じ遺伝子が組み込まれてるの?
と不思議に思うこともしばしば。

でも大丈夫。
あなたのことは決してうざいなんて思ってないから。
だって、自分大好きなあなたのDNAにも
確実に「自虐DNA」が組み込まれてるもの。

ちゃんと親近感を覚えてるわよ。
うざいと「思った」ことも多分ないから。

惨敗です。

2005年07月02日 03時32分39秒 | 日常生活
おばあちゃまと四方山話にふけっていると
妹かぼちゃんの話になりました。

「かぼちゃんは、本当に愛嬌たっぷりよねぇ。
 人に好かれるよ。」

「うん。友達も多いっちゃんね。」

「そらそうやろうねぇ。
 あれだけ面白かったらねぇ。
 ・・・でもね、人は人、自分は自分やけんね。
 かぼちゃんはかぼちゃん、のりぞうちゃんは
 のりぞうちゃん。仕方がないんよ?
 あきらめんなねぇ。」

・・・・もしもーし?
ものすごぉく切ないことをおっしゃってません?




確かにのりぞうは友人少ないですけどね。
お年寄りの眼力、侮れません。
・・・また「負けた」感。

負けました・・・。

2005年07月02日 03時25分05秒 | 日常生活
久々におばあちゃまを訪問。
実に数ヶ月ぶりの再会なので
おばあちゃまも大層喜んでくださいました。

ひとりぐらしののりぞうのために
お土産を用意してくださるおばあちゃま。
ありがたいことです。

用意されたお土産は、実に
 買い物袋 5つ分。

・・・おばあちゃま。
手は二本しかないんですのよ?

とはいえ、せっかくの戦利品を
置いて帰るなんて、そんな言葉は
のりぞうの辞書にはありませんっ。

どうしたものか、と仕事中には使ったことのない
脳の隅の隅まで活用して頭をひねるのりぞう。

・・と、隣でおばあちゃまがにっこり笑いました。

「あ、いいものがあった。」

ごそごそと台所からおばあちゃまが取り出したものは

   ごみ袋(燃えるゴミ用)

「これに全部詰めたらひとりで持てるやろ?」


・・・・・・・・・。
持てるけどさ。
そのコーディネェトのコンセプトは
季節外れのサンタクロースですか?
それとも粗大ごみの日にゴミだし場を
チェックして回る駅や公園在住の殿方ですか?
少なくとも「久しぶりに会った祖母に
おすそわけしてもらった孫」じゃないことは確か。

「それ使わなくても持てそうだよ!!」

と必死で荷物を抱えるのりぞう。
こういうのを火事場の馬鹿力って呼ぶんでしょうか?
おばあちゃまは少し悲しそうにおっしゃいました。

「やっぱり恥ずかしいかねぇ?」

ええ。(きっぱり)
滅多なことではたじろがないのりぞうも
さすがにごみ袋抱えて歩き回るのは・・・・。

あぁ、たじろいでしまった自分が少し悔しい。。。
なんだかとっても負けた気分。