のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

book batton

2005年07月19日 22時11分07秒 | バトン
8rainbow8さんより、book battpnが回ってきました。

バトンの最近の流行振りには
目を見張るものがありますが、
人の本棚を見るのと同じ面白さがあって
実は楽しんでます。

1.持っている本の冊数
  実家においてきた本(特に漫画)が
  かなりありますが、着々と今の部屋の本棚も増えてます。。
  現在、文庫本は300冊まで数えたところで挫折。。。
     ハードカバーは70冊ぐらい。
     絵本が8冊。
     漫画も30冊は持ってます。

  ちょっとゆっくり数えなおそうっと。
  「手放してもいい」と思える作品が
  見つかって、整理ができそうな気もする・・・・。
  でも、基本的に我が家にある本の9割以上が
  「一度読んで気に入った本」です。

  図書館で一度読んで「面白い」「傍に置いておきたい」
  と思った本しか買いません。
  ・・・ただ社会人になって、読んだことのない本にも
  手を出すようになって来ました。

2.読みかけの本 または 読もうと思っている本
  「ないもの、あります」クラフト・エヴィング商会
    ※クラフト・エヴィング商会の本は、すべて読みたい!
     と思っている今日この頃。

  「カラフル」森 絵都さん
    ※図書館で借りている本。現在、他に7冊が
     待ち受けています。

  「野生時代」8月号
    ※本ではありません。雑誌。
     なかなか新しい作者に手を出せないでいるため
     この雑誌で新しいジャンルや作家さんに
     手を出し始めました。かなり面白いです。
     あまり「ハズレ」がないかんじ。

3.最後に買った本(既読または未読問わず)
   「おめでとう」川上 弘美さん
     ※出張の際、移動時間で持っていった本を
      読みつくしてしまったため、購入。
      短くて、丁度、帰りの飛行機で
      読み終われるぐらいの長さ。

4.特別な思い入れのある本
  「ナルニア物語」シリーズ(全7巻)
     ※大好きなシリーズ。私のキリスト教観は
      この本から多大な影響を受けています。
      現在、カラー版を揃えようか検討中。
  「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ(全6巻)
     ※童話なのに、とても現実的な題材を
      扱っているおとなも読める本。
      最終巻「あかねちゃんと涙の海」は
      何度読み返しても泣いてしまいます。
      6巻が刊行されるまでに費やされた年月は
      なんと30年!すべての子供たちに
      お勧めしたい作品。
  「秋の花」北村 薫さん
     ※北村薫さんの作品はどれも本当に大好きです。
      特にこの作品は、胸をわしづかみにされるような
      切なさを味わえます。弱ってるときに読むと
      涙が止まりません。

5.次に回す人
  りんりんさん
  レオさん
   引き継いでくれないかなぁ。。。
   他にも引き継いでくれる方がいらっしゃったら
   お声かけをお願いします☆

姑獲鳥の夏

2005年07月19日 21時16分15秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 舞台は昭和20年代末。
 由緒正しい大病院の院長の娘が20ヶ月もの間、
 妊娠し続け、その夫は密室から失踪したという。
 「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」
 古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)でもある京極堂は
 文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らと共に、推理を
 行うが、その推理を超え、噂は意外な結末へ。

■感想 ☆☆☆
原作の大ファンのため
映画化には期待半分、不安半分というのが
正直な感想だった。

期待も不安も的中。

あれだけの緻密に細かく作られた原作を
よくここまで綺麗にまとめたなぁという
感嘆の気持ちと、やはりあれだけの世界を
映像に忠実に反映するのは不可能なのだという
落胆が交互に襲ってくる作品に仕上がっている。

京極世界のノスタルジックな空間も
文系特有の粘着質な謎解きも
イメージどおり。

なのに、何かが違う。

役者さんたちも、みな頑張っていたのに
やはり「何か」が違うのだ。

原作ものの映像化は難しい。

また、原作未読の方が、この作品を見ただけで
トリックも話の流れも理解できたのか
甚だ疑問である。

個人的には、エノさんの
あまりにも少ない出番に少々がっかり。
ただ、ここまで再現できた監督は
本当にこのシリーズを愛してくれてるんだろうな、と思う。
役者さんひとりひとりも
きちんと自分の役の特徴を掴んでいた。

でも、と思うのは
私がそれだけこの作品に愛着があるから、だろう。