のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

にかいめ

2005年07月24日 22時20分39秒 | 映画鑑賞
基本的に人からのお誘いは、予定が入っていない限り、
お断りしないようにしている。
自分から動くほうではないのに、人からのお誘いを
お断りしていたら、外界との接触が途絶えてしまう、
という危機感があるからである。

というわけで、「枯獲鳥の夏」鑑賞二回目。

基本的に感想は一回目と変わらない。
やはり原作を読んでいない人には、この映画の
ストーリーは理解できないだろう、と思う。

それでも二回見ることで新たな発見もあり
楽しく見ることができた。
むしろ一回目よりおもしろかった。
二回目の余裕もあるのかもしれない。

それにしても原田さん。。。。
いつまでたってもお若い。。。。
彼女を見ていると、
「世の中に不思議なことはありますよ、京極堂!」
と訴えたくなる。



キャラメルミラクル~演劇集団キャラメルボックスの5000日~

2005年07月24日 22時14分18秒 | 読書歴
久々に一日、まったく何の予定もない日曜日。
土曜の夜中に突如思い立って、キャラメルボックスの
公演DVDを見て、またもや泣いた。

その興奮がさめやらなかったためか、図書館でも
キャラメルボックス関連の書籍を探し出してしまった。

「上川隆也のいる劇団」
「新幹線の中で芝居をした劇団」
「一公演で四万人の観客を動員する劇団」

いろんな言われ方をしているキャラメルボックスの
魅力がこれでもか、というくらい詰まっている一冊。
読みながら、改めて
自分のキャラメルボックス好きを再認識。

今年の夏も福岡公演を見に行きます。
そして、また更にキャラメルボックスを
好きになってしまうんだおるなぁ。

シルエット / 島本 理生

2005年07月24日 22時07分52秒 | 読書歴
■ストーリ
 女性の体に嫌悪感を覚える元恋人の冠(かん)くん。
 冠くんと別れ、半ばやけでつき合った遊び人の藤井。
 今の恋人、大学生のせっちゃん…人を強く求めることの
 よろこびと苦しさを、女子高生の内面から鮮やかに描く。

■感想 ☆☆☆
 人の心は知らぬ間に変わっていく。
 いつの間にか好きだと思っていた人への想いが冷めていたり
 他に好きな人ができていたり。
 自分でその気持ちに気付ければいい。
 だが、恋愛の場合、両者のうちのどちらかの想いが
 冷めれば、終焉を迎える。つまり、もう片方は想いが
 冷めていなくても、突然、その想いを捨てるように
 通告されるのだ。

 確かにある想いを捨てなければいけなかった主人公は
 自分の心の移り変わりに気付くことができずにいる。
 人はもしかすると、自分自身の感情に一番
 鈍感なのかもしれない。

 主人公と元恋人の共通の友人はじめや、現在の恋人
 せっちゃんの主人公に対する静かであたたかい想い
 に幸せな気持ちになる。

 ラスト、決して元には戻れないし、既に恋とは
 別の感情に変わってはいるけれども、確かに存在
 する主人公と冠君のお互いを想いあう心に胸が
 きゅっとなる。