両手では足りませんでした。

週末、家族でクリスマスツアーを実施いたしました。
のりぞう一家では小さい頃、クリスマスには
サンタさんから子どもふたりにプレゼントが届き
サンタさんからプレゼントをもらえない両親へは
こどもふたりからささやかなものを贈っておりました。
残念ながら、のりぞうが二十歳になったとき
とうとうサンタさんは来なくなってしまい
その代わりに両親と子どもたちで
プレゼント交換をすることになりました。

今年のこどもから両親へのプレゼントは
シーホーク一泊ツアーです。
もはや両親のため、というよりは
のりぞうとのりぞう妹の願望が優先されてます。
一度シーホークに泊まってみたい！
ゆっくりリッチな気分を味わってみたい！
泊まっちゃえ！泊まっちゃえ！
そんなノリに両親を巻き込んでます。

チェックインの時間と同時にホテルに入り
チェックアウトの時間ぎりぎりまで
シーホークの部屋で豪華気分を満喫してきました。
満室だったにも関わらず、
28階の部屋に泊まることができて大満足。
ホテルの従業員の方の対応が親切丁寧で大満足。
持ち込んだクリスマスケーキがものすごくおいしくて大満足。
２８階から見渡す夜景が美しくて大満足。
朝のバイキングもおいしくて大満足。
（四人そろって、和食バージョンと
　洋食バージョン、２パターンの朝食を楽しみました。
　四人とも朝はお腹がすいて目が覚めるタイプです。）
大満足尽くしの一泊二日のクリスマスツアーでした。

ツアーも終わりに差し掛かった夕食どき
そろそろ話題も尽きてきたため
本日、父が何回、言葉を発したかを振り返ることにしました。

「朝、おはようって挨拶せんかったもんね。」
「チェックアウト間近のときに
　『そろそろ出る準備せんね！』って言った！」
「『駐車場に先に荷物置いてくる。」って言った！」
「『何が食べたいんね』っち言った！」

振り返ってみると、要所要所では
割と自発的にしゃべってました。
両手を使う必要がないのではないかと予想していましたが
意外にも、両手では足りませんでした。

本日の父のお言葉、１２こ。


・・・すごいなー。
何がすごいって、しゃべった内容が
ほぼ事務伝達事項にも関わらず、
ちゃんと家族の記憶に残ってるってことです。
女性陣とは言葉の重みがちがいますわね。

苦情受け付けます

北海道に旅行中の親戚から電話がかかってきました。

「ほら、あんたがおいしいらしいって言いよった
　北海道のお菓子、なんていう名前なんやった？」

あー！！ポテトチップをチョコレートでコーティングしてるやつ！
・・・正式名称ってなんだっけ？
確か、メーカーはロイズだったんだけど。

親戚にはちょっと待っていただき、ネットで検索をかけます。
ほうほう。ポテトチップスチョコレート、ですか。
判明した時点で、すぐに電話をかけなおします。
だってずっと食べてみたかったんですもの！
ちゃんと忘れないうちに伝えとかないと！

伝えられた親戚はものすごく不満そうでした。

「・・・・そのまんまやん。
　何のひねりもないんやね。」

・・・・そんな文句を言われても。
どんなこじゃれた名前を想像してたんですか。
とりあえず、名前に不満だろうが、なんだろうが
ちゃんと買ってきてね。