のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

アキハバラ@DEEP

2006年12月07日 23時01分20秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2006年秋クール1位
 秋クールと言っていいのやら微妙ですが。
 もともとはDVD作品のようです。
■金曜午前1時頃不定期放送
■出演:風間俊介、生田斗真、日村勇紀、星野源
    小阪由佳、松嶋初音、本庄まなみ、
■ストーリ
 「ユイのライフガード」というホームページをきっかけに
 知り合った欠陥だらけの6人のオタクたちが、秋葉原に
 事務所を構え「アキハバラ@DEEP」という会社を立ち上げる。
 最初は自分たちの得意分野を活かし、メンバーのひとりである
 メイド喫茶の人気ウェイトレス・アキラのアイドルサイトを
 作成するが、ある程度の評判は得るものの仕事にならない。
 そこで、6人で秋葉原の「トラブルシューター」を開始する。

■感想
 もともとは、
 「おお。斗真くんやーん。どんな大人になったのか
  見てみたいわー。」と、軽い気持ちで、ドラマの
 あらすじも内容も全く知らないまま、深夜のドラマを
 録画したのが始まりでした。

 斗真君は、NHKの朝ドラで「あぐり」の子供の少年時代を
 演じており、当時からNHK大好きっ子だったのりぞうは
 学校に行く前に「かわいい、かわいい」ときゃーきゃー
 言いながら見ておりました。あれから10年。
 彼はどう成長したんだろう。という好奇心で見始めたこのドラマ。

 めっさ面白い!
 オタクにメイド喫茶にフィギュアと、一躍有名になった
 アキハバラ発の旬のものをうまく使い、分かり易く、
 デフォルメして物語を展開させています。
 登場人物たちもいかにも「アキハバラ」なのですが
 スタッフも俳優陣も「楽しんでます!」という雰囲気が
 ものすごく伝わってくる作品です。
 何も考えずにただ楽しみましょ!って感じ。

 この作品で苦手だったお笑いコンビ「バナナマン」のことまで
 すっかり好きになってしまいました。
 気持ち悪い役やらせたら、ピカイチやわー。
 そして斗真くんはめっさかっこよく成長しておりました。
 大満足!

セーラー服と機関銃

2006年12月07日 22時47分20秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2006年秋クール3位
 ・・・まだ、他の作品は、どれも終わってないし、
 変わるかも。
■金曜22時放送
■出演:長澤まさみ、堤真一、小泉今日子、緒形拳
    中尾明慶、田口浩正、山本龍二、福井博章
■ストーリ
 どこにでもいる、ありふれたフツウの女子高生・星泉が、
 ひょんなことからヤクザの組長になってしまう。その上
 亡くなった父親が麻薬取引をしていたと言われ、ヤクザ
 間の抗争にまで巻き込まれてしまう。
 
■感想
 一時代を築いた映画のリメイク版。
 映画の有名なシーンも主題歌も知っているものの
 前編見たことがなかったのりぞうは違和感なく
 楽しみながら見ることができました。
 
 「女子高生が組長になる」という日常から非日常世界
 への冒険譚ではありますが、テーマは「家族」。
 恋愛やサスペンスに話を発散させていくのではなく、
 あくまでも家族に的を絞った話の作りだったため、
 共感しにくいはずの非日常の話にも関わらず、
 主人公にすんなり感情移入できた気がします。

 最終回直前、「武器は使わないで下さい」と組員に
 お願いし続けていた長澤さんが家族同然の組員を奪われ
 「仁義を外れる」ことを決意する場面がのりぞうの中では
 クライマックスでした。
 やや甘い声の長澤さんが、表情をなくし、涙をぬぐいもせずに
 一点を見つめながら抑えた声で
 「こんなくだらないことで、人が死ぬなんて・・・。」
 という姿は、それまでとは一線を画していて、
 大変印象的でしたし、緊迫感にみちあふれていました。

 「家族」をテーマにし、その絆の強さに重点を置いていたため
 回を重ねるごとに辛い辛いドラマになってしまったのが
 とっても残念。
 原作があるんだから、しょうがないことではあるんですけどね。
 でも、そう思ってしまうぐらい、目高組のみんなが好きでした。

 悪役の皆さんは、本田さん、緒形さん、小市さん、中野さんと
 豪華な顔ぶれで、どなたも存在感溢れる悪役ぶりでした。
 変に妥協して、最終回でばたばたとイイ人になってしまわず
 最後の最後まで卑怯だったところに、のりぞうは大満足でした。

 そして、小泉さん。彼女のあの存在感は何なんだろう。
 以前は童顔だと思っていたキョンキョンですが、最近の
 やさぐれた表情の似合いっぷりは本当に素敵です。
 かっこいい女性だなあ、とひそかに憧れています。