公認

ワタクシの働いている会社は、かなり残業が多く
２１時だろうが、２２時だろうが、
余裕でフロアに人を見つけることができます。
なんなら深夜の１時や２時でも
探そうと思えば人を見つけられる会社です。

そんな会社なのに、ほんの少しだけ残業をしているワタクシに、
「遅くまで大変やね。元気をつけり。」
と、部長が手のひらサイズの抹茶羊羹を一本、
机の上に置いてくださいました。

・・・・いや、まだ２０時前ですよ？
残っている人は周りにたんといますよ？
みんなは連日、残業ですよ？
ちなみに、ワタクシ、もう少しで帰りますよ？

と思いながらも、お礼を述べて
もそもそと抹茶羊羹を食べます。
だって、お腹がすいてるんだもの。
ワタクシ、朝、昼、おやつどき、晩にきちんとお腹がすく体質なのです。

食べ終わってから
「お先に失礼します☆」
と軽やかに挨拶をして、更衣室に向かっていると
すれちがった他のフロアの秘書さんから
「今日は、遅くまで頑張ったんですね！」
と驚かれました。

・・・どんだけ「働かない人」として
社内に知れ渡っているんだか。

残業をするだけでおやつがもらえ
残業をするだけで「頑張った」と驚かれるワタクシは
「努力を認めてくれる」職場に恵まれています。