きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに
衣かたしき ひとりかも寝む
■のりぞう的解釈
こおろぎが鳴いているのが切なく聞こえてくる。
霜が降るほど寒いこんな晩に、鳴いているこおろぎの声を
聴きながら、ひとりで寝ているんだよ。
こんなに切ないことはないよ。いとしいあの人に会いたいのに。
注:文法書などまったく調べてません。
のりぞうはこういう意味だと思ってます。
という解釈ですので、十中八九間違ってるところや
浅いところがあると思います。信じ過ぎませんように。
■ひとことふたことみこと
百人一首について、最後に書いたのは2007年4月でした。
一年以上経つなんて。時の流れというものは早いもんだ。
見事、復活を果たした漫画家、末次由紀さんの新連載が
百人一首をテーマとしたもので、少し興奮しております。
ずっと、ずっと、百人一首をしたいなぁ、と思っていたけれど
一緒に遊んでくれる友達がいるはずもなく。
ずっと諦めていたのです。しかし、この漫画のおかげで
妹が「久々に百人一首したいかも・・・。」と言ってくれました!
わーい!!夏の帰省時には必ずや百人一首で遊ぶぞー!!
というわけでひさびさの百人一首ネタ。
この歌はワタクシが初めて「十八番にする!」と決めた札です。
百人一首を覚えよう!と思い立ち、一首目から覚え始めたものの
10首を覚えた辺りで飽きてしまったのです。
最初から覚えていくことに。地道な努力が最大の苦手分野なのです。
えーい!!こんなもん覚えてられるかー!!
最後じゃ、最後じゃー!!
と、ページをぱらぱらとめくっていたら、
「きりぎりす」が目に飛び込んできました。
変わった歌だなぁ、と目を引き、「きりぎりす」のインパクトに
よし、これだと札を取りやすそう!これを覚えて「十八番」に
しよう!これは一番に取れるようになろう!そう決意したのです。
インパクトだけで選んだ歌で、意味も何も確認しなかったので
ずっと、冬眠できなかったキリギリスの歌だと思ってました。
小さい頃から、イソップとかグリムだとかの童話に慣れ親しんで
きたもので、きりぎりすと聞いたら連想されるのは
「アリとキリギリス」でしかないわけです。
で、衣がないだとか寒いだとか言ってるので
てっきり冬の貧乏な生活を嘆く歌かと・・・。
(って、意味を調べてなかったので、言葉の感じで
そういう意味だと思い込んでいたのです。
辞書をひくって大事だよねー。)
随分、後になってから恋の歌だったことを知って
びっくりしました。でも、最初の思い込みとは恐ろしいもので
未だに私がこの歌を口ずさみながら想像するのは
積雪の中、わらぶきの一軒家。
その中でおちぶれて、緑の体が若干くろずんでいるきりぎりすです。
・・・大体、この歌の中の「きりぎりす」は今の時代では
「きりぎりす」ですらないのに。こおろぎなのに。
あ。末次由紀さんの新作は「ちはやふる」です。
競技カルタの面白さが伝わってくる良作ですが、
百人一首について、まったく知らなくても面白いと思える
ストーリーです。ぜひぜひ!
衣かたしき ひとりかも寝む
■のりぞう的解釈
こおろぎが鳴いているのが切なく聞こえてくる。
霜が降るほど寒いこんな晩に、鳴いているこおろぎの声を
聴きながら、ひとりで寝ているんだよ。
こんなに切ないことはないよ。いとしいあの人に会いたいのに。
注:文法書などまったく調べてません。
のりぞうはこういう意味だと思ってます。
という解釈ですので、十中八九間違ってるところや
浅いところがあると思います。信じ過ぎませんように。
■ひとことふたことみこと
百人一首について、最後に書いたのは2007年4月でした。
一年以上経つなんて。時の流れというものは早いもんだ。
見事、復活を果たした漫画家、末次由紀さんの新連載が
百人一首をテーマとしたもので、少し興奮しております。
ずっと、ずっと、百人一首をしたいなぁ、と思っていたけれど
一緒に遊んでくれる友達がいるはずもなく。
ずっと諦めていたのです。しかし、この漫画のおかげで
妹が「久々に百人一首したいかも・・・。」と言ってくれました!
わーい!!夏の帰省時には必ずや百人一首で遊ぶぞー!!
というわけでひさびさの百人一首ネタ。
この歌はワタクシが初めて「十八番にする!」と決めた札です。
百人一首を覚えよう!と思い立ち、一首目から覚え始めたものの
10首を覚えた辺りで飽きてしまったのです。
最初から覚えていくことに。地道な努力が最大の苦手分野なのです。
えーい!!こんなもん覚えてられるかー!!
最後じゃ、最後じゃー!!
と、ページをぱらぱらとめくっていたら、
「きりぎりす」が目に飛び込んできました。
変わった歌だなぁ、と目を引き、「きりぎりす」のインパクトに
よし、これだと札を取りやすそう!これを覚えて「十八番」に
しよう!これは一番に取れるようになろう!そう決意したのです。
インパクトだけで選んだ歌で、意味も何も確認しなかったので
ずっと、冬眠できなかったキリギリスの歌だと思ってました。
小さい頃から、イソップとかグリムだとかの童話に慣れ親しんで
きたもので、きりぎりすと聞いたら連想されるのは
「アリとキリギリス」でしかないわけです。
で、衣がないだとか寒いだとか言ってるので
てっきり冬の貧乏な生活を嘆く歌かと・・・。
(って、意味を調べてなかったので、言葉の感じで
そういう意味だと思い込んでいたのです。
辞書をひくって大事だよねー。)
随分、後になってから恋の歌だったことを知って
びっくりしました。でも、最初の思い込みとは恐ろしいもので
未だに私がこの歌を口ずさみながら想像するのは
積雪の中、わらぶきの一軒家。
その中でおちぶれて、緑の体が若干くろずんでいるきりぎりすです。
・・・大体、この歌の中の「きりぎりす」は今の時代では
「きりぎりす」ですらないのに。こおろぎなのに。
あ。末次由紀さんの新作は「ちはやふる」です。
競技カルタの面白さが伝わってくる良作ですが、
百人一首について、まったく知らなくても面白いと思える
ストーリーです。ぜひぜひ!