土曜日は、高校の全体同窓会でした。
名ばかりではあるものの、実は同窓会の役員をつとめているため、
開始時刻の4時間も前に家を出発して会場に向かいました。
今年はローカル局でアナウンサーとして活躍している後輩が
総会の司会を務めてくださるとあって、
先輩たちは若干、いえ、明らかに興奮気味でございました。
リハーサルを行うため、会場に向かった後輩(アナウンサー)を
見かけた先輩が興奮さめやらぬ表情でワタクシのもとに
いらっしゃいます。
「のりぞうくん!見た?見た?
やっぱり違うばい。アナウンサーは!
なんちゅーか、すんごい美人やし、華やかばい!!」
と一気にまくし立てた後、ワタクシの顔を見て
はっと息をのむ先輩。
「いや、のりぞう君も美人なんやけど!
のりぞう君のほうが親しみがあるんやけど!
でも、やっぱり華やかさが違うっちゅーか
オーラが違うっちゅーか、格が違うっちゅーか。」
ちょっと!ちょっと!大丈夫?!
一生懸命、気を遣ってくださっているのは分かるけれども。
必死で軌道修正をしようとしてくださっているのも
伝わってくるけれども!
でも、その道、行き止まりっぽいですよー?
必死な割に言葉を選べてませんよー?
隠し切れない何かが駄々漏れですよー?
その点、その後、わざわざ後輩を見物に行った先輩は
分かりやすく、いっそ清々しさを覚える興奮振りでございました。
「のりぞうくん!見た?見た?」
美人さんの話題ですよね?まだですっ、まだですっ!
皆さんのその興奮ぶりに、ワタクシも見る前から
テンションが上がってきております。
アドレナリン放出中です。
「やっぱり、若い子は違うよー!
おっぱいがおっきいっ!」
・・・・もしもーし?
訴えるべきとこはそこ?!
違いますからっ!
若さとでかさは何の関係もありませんからっ。
ワタクシ、5年前だって15年前だって20年前だって
でかかった記憶なんてありませんからっ。
つーか、年を重ねたからしぼんだわけじゃないっつーの!
もとから、ちっさいままだっつーの!
・・・反論すべきは、そこなのか?という問題も置いておいて。
何ゆえに、先輩がその興奮をワタクシに訴えたのか、とか
ワタクシの半径1キロ以内にいる人々みな
30代後半以上のナイスミドルばかりなのに、とか
オトコ同士のほうがこういう話題は盛り上がるだろう、とか
そういう疑問がふつふつとわいてきたのですが。
結局のところ、ワタクシも
「マジっすか!ちょっと本腰入れて見に行かなきゃ!」
と興奮してしまった辺り、先輩を責めることもできないわけです。
ちなみに、小走りで追いかけてようやくおめがねかなった
愛すべき後輩さんは、スレンダーなのに、出るとこきちんと出ていて、
笑顔も声も素敵でなおかつ知的さんという
「天はニ物どころか三物、四物ぐらい与えちゃったんじゃないの?!」
と胸倉を掴みたくなるような才色兼備さんでした。
・・・ひとつ分けてください。
名ばかりではあるものの、実は同窓会の役員をつとめているため、
開始時刻の4時間も前に家を出発して会場に向かいました。
今年はローカル局でアナウンサーとして活躍している後輩が
総会の司会を務めてくださるとあって、
先輩たちは若干、いえ、明らかに興奮気味でございました。
リハーサルを行うため、会場に向かった後輩(アナウンサー)を
見かけた先輩が興奮さめやらぬ表情でワタクシのもとに
いらっしゃいます。
「のりぞうくん!見た?見た?
やっぱり違うばい。アナウンサーは!
なんちゅーか、すんごい美人やし、華やかばい!!」
と一気にまくし立てた後、ワタクシの顔を見て
はっと息をのむ先輩。
「いや、のりぞう君も美人なんやけど!
のりぞう君のほうが親しみがあるんやけど!
でも、やっぱり華やかさが違うっちゅーか
オーラが違うっちゅーか、格が違うっちゅーか。」
ちょっと!ちょっと!大丈夫?!
一生懸命、気を遣ってくださっているのは分かるけれども。
必死で軌道修正をしようとしてくださっているのも
伝わってくるけれども!
でも、その道、行き止まりっぽいですよー?
必死な割に言葉を選べてませんよー?
隠し切れない何かが駄々漏れですよー?
その点、その後、わざわざ後輩を見物に行った先輩は
分かりやすく、いっそ清々しさを覚える興奮振りでございました。
「のりぞうくん!見た?見た?」
美人さんの話題ですよね?まだですっ、まだですっ!
皆さんのその興奮ぶりに、ワタクシも見る前から
テンションが上がってきております。
アドレナリン放出中です。
「やっぱり、若い子は違うよー!
おっぱいがおっきいっ!」
・・・・もしもーし?
訴えるべきとこはそこ?!
違いますからっ!
若さとでかさは何の関係もありませんからっ。
ワタクシ、5年前だって15年前だって20年前だって
でかかった記憶なんてありませんからっ。
つーか、年を重ねたからしぼんだわけじゃないっつーの!
もとから、ちっさいままだっつーの!
・・・反論すべきは、そこなのか?という問題も置いておいて。
何ゆえに、先輩がその興奮をワタクシに訴えたのか、とか
ワタクシの半径1キロ以内にいる人々みな
30代後半以上のナイスミドルばかりなのに、とか
オトコ同士のほうがこういう話題は盛り上がるだろう、とか
そういう疑問がふつふつとわいてきたのですが。
結局のところ、ワタクシも
「マジっすか!ちょっと本腰入れて見に行かなきゃ!」
と興奮してしまった辺り、先輩を責めることもできないわけです。
ちなみに、小走りで追いかけてようやくおめがねかなった
愛すべき後輩さんは、スレンダーなのに、出るとこきちんと出ていて、
笑顔も声も素敵でなおかつ知的さんという
「天はニ物どころか三物、四物ぐらい与えちゃったんじゃないの?!」
と胸倉を掴みたくなるような才色兼備さんでした。
・・・ひとつ分けてください。