のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

Smiling/槙原敬之

2010年11月21日 22時28分35秒 | 音楽鑑賞
通勤時間に聴いている音楽をランダムにしたところ
飛び込んできたまっきーの歌声に季節は秋だなぁ、と実感しました。
私の中でまっきーの歌声は秋。もしくは冬なのです。
歌声を聴いて連想するのは、曇り硝子やストーブ、
落ち葉や黄色く色づいた銀杏並木に湯気がたっているホットミルク。

あまりにも今の季節にぴったりなので、
久々にまっきーの歌声にどっぷりと浸っています。
まっきーさんの歌声と共に思春期を過ごしただけあって
想い出が色々あり、心の中のやわらかいところを見事に刺激されています。
でも、と言うべきか、だから、と言うべきか。
とにかくまっきー大好きです。
わかりやすいメロディラインとか温かい声のぬくもりとか
イメージを具体的に喚起させられる歌詞とか、どれもこれもが大好き。

聴きながら私は歌にしても、映画やドラマの登場人物にしても
女性に関しては「かっこよさ」「いさぎよさ」を持つ人に憧れて
その反面、男性になると、やや未練がましいというか
報われない想いを大切に持ち続けている人、見返りを求めない人に
惹かれるのね、とおのれの好みの源泉に思い至りました。
なんだか都合がいいなぁ、と思わないでもないけれど。
「見返りを求めず、好きな人を思い続ける気持ち」を
男性に求めているわけではなく、見返りやメリットを求めない
気持ちそのものに憧れているのだろうと思うのです。
ただ、女性がそういった立場だと同姓だけに過剰に反応してしまうというか。
自分の幸せを求めてほしい、と切に願ってしまうというか。
客観的な視点をもてなくなってしまうために、
「いいなぁ」とは思えなくなってしまうんだろうな、と
そんなことをつらつらと考えながら聴いています。

そういったことに想いを馳せてしまうほど、失恋ソングが多いです。
別れたばかりの辛い気持ち、でもまだ好きなんだよ、という気持ちを
歌った曲が多めです。やっぱり秋にぴったり。

ずっとずっと変わらず大好きなのは「ずる休み」。

人は変わらず誰かに 愛されていると言えるよ
だって 僕は今でも君を とてもとても好きだから

しみるなぁ。

結果的に平均的

2010年11月21日 17時12分20秒 | 日常生活
久しぶりに宿泊出張の機会が与えられました。
宿泊出張なんて、一体いつぶりだっけ?
今の部署に異動してから初めてじゃないっけ?
ということは1年半ぶり?2年ぶり?
と、前回の出張がいつだったのか思い出せないぐらい久しぶりで
その「久々」感覚にわくわく。

現在、福岡-新潟間は1日往復1便とあって
日帰り出張ができなかったわけですが、部署メンバと
「そうだよねー。
 ビジネスでも旅行でもなかなか新潟に行く機会なんてないものねー。」
と話しているうちに
「あれ?そもそも新潟の名産品って何があったっけ?
 お米と日本酒以外、何が美味しいんだっけ?」
という話になり、出張当日の昼休みは部署メンバ全員で
黙々と「新潟美味しいもの探し」。
完全に出張を観光ととり違えています。

そんなこんなで元気に新潟へ出発!
・・・したワタクシが手にしている荷物を見て、部長が目を見張りました。

「え?のりぞうくん、荷物それだけ?!
 何、持って来たと?
 いや、違うな。何を持ってきとらんと?
 今まで一緒に出張することになった女性社員の中で
 一番、荷物が少ないよ?!」

・・・え?
荷物が少ない、ですって?
と、驚き返すワタクシ。

なにせ、前日に出張準備をしながら
「オンナも30を越えると、さすがに色々と荷物が増えちゃうなー。
 以前は基礎化粧品なんてもっと少なかったのに。
 今は、なんやかんやと基本ラインが増えてるんだなー。」
としみじみ思っていたのです。
普段のかばんじゃ納まらん!とサブバッグまで取り出してきたのです。
それなのに、まさか荷物が少ないと驚かれるなんて。
何、持って来たと?ですって?
何を持ってきとらんと?ですって?

「持って来てないものはちょっとよく分かりませんが。
 基本、着替えのパンツとお財布さえあれば
 なんとかなるかなーとは思ったんですけど。
 でも、化粧品とか色々と持って来ましたよ?
 他の方々は、何を持ってきてらっしゃったんでしょうねぇ?
 まさかスーツまで着替えてました?」
と、答えてから。
部長の曖昧な相槌と微妙な愛想笑いを確認し、
着替えのパンツについては報告する必要ありませんでしたなー。
なぜに、私は考えなしに言葉が出てくるんかなー。
とおのれの迂闊さについて思いを馳せたのでした。

そんなこんなで。
久々の宿泊出張を思う存分楽しみました。
新潟名物を知ることができたし。
美味しい新米をたらふく食べましたし。

もっとも。
帰り道にワタクシの荷物を見た部長からは、
その増えっぷりに再び驚かれましたが。
なにせ人生最初で最後の新潟かも、と思ってしまったのです。
そうなると「新潟名物」をスルーできないわけで。
でも、「お土産」としては妥当な量だと思うし、
一緒に「新潟美味しいもの探し」をした部署の方々への
お土産も含まれているんですよー!
という言い訳はそっと胸にしまいこみました。

なにはともあれ。
宿泊出張は終わりましたが、現在も新潟堪能中です。