太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

キャンドル浴

2013-02-27 17:08:09 | 日記
風邪が治りかけで、久しぶりにバスタブにお湯をはった。

日本では当たり前のように、1年中お湯をはって入浴していたものだが、

ここに来てからシャワーばかりで、滅多にお湯に浸かることがなくなった。

気候のせいもあるし、習慣のせいでもあるけれど、何よりお風呂の作りが違うからだと思う。

洗い場があって、豪快に身体を洗える日本式のお風呂。

お湯をためすぎると、身体を沈めた時にザアーッと溢れるお湯。

アメリカのお風呂は、バスタブの外はフローリングやカーペットになっているから、水滴はこぼせない。



夫の両親の領域には、シェル型の、お湯に浸かる専用のバスタブがあるが、

私たちのバスルームは、座って浸かることができない浅さの、ホテルのそれのような形だ。


お湯をはり、頂き物のバスソルトをたっぷり入れる。

このバスソルトは、死海の特別な地域で採れた塩でできていて、それにジュニパーやシダーのエッセンシャルオイルがしみこんでいるお気に入り。



そしてたくさんのキャンドルを灯す。



夫の父がキャンドル好きで、うちはキャンドルには困らない。




窓辺にも、一つ。

ハワイの冬は、夏よりもいくらか日が短いけれど、日本のように5時には真っ暗、というわけでもない。



お湯に身体を浸すと、思わず「ぷはー!」となる。

シュルシュルと身体からいらないものが抜けてゆく。



泡のお風呂にすることもあるが、やっぱり私は普通のお湯がいい。

泡風呂の場合、泡から出たらそのままバスローブを羽織る。それがコッチのやり方だ。

でもそれは、食器を洗ったら、泡がついていても平気だという人が多いのと共通するものがあると思っている。

私は食器はしっかりすすぎたいのと同じに、泡がついた身体は、しっかりお湯で流したい。




こういう、長い間に培われたものというのは、そう簡単に変わるものではないのだなあと思う。

日頃はシャワーだけで平気で、特にお湯に浸かりたいと思うこともないのだけど、

それは慣れただけであって、根本的な好みはずっと変わらないのだ。









にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村

直観

2013-02-27 07:47:31 | 日記
ミシンが壊れて、手縫いでピローケースを作った話を書いたが(参照記事 「ミシン」 )


ターコイズ色でピローケースを新調したら、ベッドのコンフォート(キルト地でできていて、ベッドカバーとしても上掛けとしても使えるもの)を

どうしても新しいものに変えたくなった。

メイシーズに行ったり、ネットで探したりしたけれど、気に入ったものがない。

そんなときに、友人と出かけた先で、「ビビ!!」と来るコンフォートに出会ってしまった。

そこそこ値段はするのだけれど、ちょうど私の絵が売れて、現金収入もあった。

それでも、今使っているものが古くなったわけでもないし、と思って躊躇していたのだったが、毎日あのコンフォートが幻のように頭から離れない。


5日考えて、それを買った。






新しいコンフォートをベッドに掛けたとき、

「スポンッ!」

と、排水溝の栓を抜いたような感じがした。



たかがピローケースとベッドカバーだが、

それらを気に入ったものに変えただけで、大きなエネルギーの流れができて、いきなり流れ出したのだ。

その直後、滞っていた問題が、スムーズに解決方向に向かっていきはじめたように思う。



たいした理由もないのに、ずっと頭から離れない考え。



それも大事な直観であると思っている。








にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村