太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

2013-05-27 07:35:45 | 日記
何かを食べているとき、自分がどういう顔をしているかなんて

考えたこともなかった。

しかし、気にしざるを得ないできごとがあった。



ギリシャ料理のレストランにランチを食べに行った時のことだ。

大学生風のカップルが入ってきた。

つきあい始めという初々しい雰囲気で、女の子もかわいらしい。

顔を寄せ合ってメニューを決める様子なんぞほほえましいではないか。


料理が運ばれてきて、二人が食べ始めて、私は ギョッ とした。


食べている女の子の顔が、怒っているのである。

眉間にシワを寄せて、まるで何かを必死で探しているような顔で食べている。

顔を上げて、彼と話をするときには普通の顔に戻り、

食べ始めると再び眉間が寄る。


私には彼の後頭部しか見えないので、彼の表情はわからないが、

かわいい彼女が眉間を寄せて食べているのを見て、どう思うのだろうか。

つきあい始めの頃はアバタもエクボであるから、気がつかないのだろうか。(勝手につきあい始めになっている)

私が彼だったら、百年の恋も冷めるかもしれんなあ。

食べるときの顔なんか、生きてゆく上でたいしたことじゃないかもしれないけど。




途端に私は、自分がどういう顔で食べているかが気になって、

夫に確認した。

「私の顔、怒ってない?食べ方、変じゃない?」

怒ってないよ、変じゃないよと適当に答えていたが、

「ねえ、今の顔は?」

としつこく聞くので

「そうやって聞くほうが変だってば」

と嫌がられた。そりゃそうだ。








第2言語

2013-05-27 07:34:20 | 英語とか日本語の話
最近職場の仲間入りをしたジャスティンは、なかなかいい青年だ。

物腰がやわらかくて、優しい。

大学で日本語の授業をとっているとかで、少し日本語がわかる。

漢字も800字以上習っているのだという。


私が棚におさめようとしている本を、じっと見ていたジャスティンは


「イイ キブン 二 ナル・・ シュウカン ・・・   ジュツ???」

と読んだ。

「そう、そうだよ。

いい気分になる習慣術、って書いてあるんだよ。

ジャスティン、すごいね、漢字もほんとに読めるんだねえ、たいしたもんだ」


するとジャスティンはおおいに照れて、


「デモ  イミ  ワカラナイ・・」


なんとまあ!

漢字が読めても、意味がわからないとな・・・・・


うちの夫は、意味はだいたいわかるけど、漢字が読めないけどな。

がんばれジャスティン。

第二言語を習得するのは、なかなか大変なものなのだ。





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