太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ジャパニーズクラシック

2013-12-08 15:48:17 | 日記
1月に帰国することになった。

2011年の春にハワイに来てから、「うー、寒い」という体験をしていない。

冬に私が何を着ていたかも、よく覚えていないし、

だからいったいどんな服装で行ったらいいものか、友人と姉に同時にメールをしてみた。



友人からは、コート、マフラーは必須、ヒートテックの2枚重ねや、パンツの下にはレギンスなど、

と返ってきた。

そんなに寒かったっけ?と、思わずスキー場を思い浮かべる。

一応、冬服は少しは持ってきたけれど、箱を開けたことがない。

何が入っているかもチェックしなくては。



姉からは、



「今、日本では花柄のモンペが大流行していて、それに風呂敷(特に唐草模様は品薄状態)をバッグにして、

長い傘をアクセサリーとして持つ、というスタイルがジャパニーズクラシックと呼ばれてウケている」(原文のまま)




という返事が来た。


おまけに、姉が母に、私が着ていく服に迷っている、と話したら母は


「今年は日本は暖冬で、Tシャツと短パンでじゅうぶんだって教えてあげたら」


と、すました顔で言ったというではないか。




これが私の家族である。

忘れもしない、中学の入学式の前のことだった。

同じ学校に既に通っていた姉は、 「実は、新入生は三つ折靴下を履いていく決まりになっている」 と

真面目な顔をして私に言った。

当時の流行は、ソックタッチで靴下をしっかり止める履き方で、

三つ折靴下など、恥ずかしくて履けたものではなかった。


入学式に、私は三つ折靴下を履いていったかどうか忘れてしまったが

(直前に姉が告白したような気がしないでもない)

私は何度、姉のこの、真面目な顔で「実は」から始まる言葉にだまされてきたことか。



「実はあんたはあと少しで ぽち  という名前になるところだったんだよ」


と言ったこともあった。

まさかいくらなんでも ぽち はないだろうと笑うと、

姉はさらに深刻な顔をして言った。


「それが本当なんだよ。千の歩む、と書いて 千歩 で、それをひっくり返して 歩千 」


漢字を当てられたら、なんだか本当のような気がしてきてしまい、私は震え上がったものだ。




その姉が結婚したのが、姉に輪をかけた ヘンな おもしろい人物で、

ジャパニーズクラシック云々も、彼の入れ知恵に間違いない。




とにかく、なんでも笑ってしまえるという、

こんな家族に恵まれて幸せというものだ。






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カイルアファーマーズマーケット

2013-12-08 14:03:45 | 日記
今日はホノルルマラソン。快晴だ。

先週の日曜日じゃなくてよかった。1日雨で肌寒かったから。




というわけで、今日もビーチへ繰り出す。



3週間前からハウスシッターをしている家は、かなりの高台にあり、

延々と下り坂を降りてゆく。




ワイキキを見下ろしながら、急な坂が続く。




まだまだ続く。

この家の家主は、毎日ここを自転車で職場に通っているというのだから驚く。




ビーチで一泳ぎしたあと、カイルアのファーマーズマーケットに寄った。





毎週日曜日の8時半から12時までやっている。

こじんまりしているけど、開放的な雰囲気があっていい。




ここに来るときは、必ず寄るベーカリー。

パンやスコーン、ペストリーなど、どれも安くて美味しいのだ。

ペストリーは目の前で粉からつくり、車に据え付けたオーブンで焼くので、どれも出来たてを食べられる。

今日買ったのは、リリコイ ジンジャー スコーン。4個で5ドル。

パッションフルーツの香りが口いっぱいに広がる。





陽気な生演奏が流れる。踊る人もいる。






こんなかわいいツリーを売っていた。

冷たいレモネードを飲みながら、のんびりと休日を過ごす。






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