太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

SARENTO’S

2013-12-10 20:11:12 | 食べ物とか
夫の両親と知人夫婦と、 ソレント で食事をした。


ワイキキの、イリカイホテルの最上階にある。


イリカイホテルからヨットハーバーをみる




レストランまでは専用エレベーターでいく。



ガラスばりのエレベーターから、吐き気を催しながら撮った(乗り物に弱いのだ)



レストラン入り口のバーから、シェラトンハワイアンビレッジのラグーンが見える。



お店の中は、個室のように区切られたスペースがいくつかあって、

どのテーブルからも窓の外の景色が眺められるようになっている。

キャンドルの灯りと、ほんのりとした照明だけで、メニューを読むのに小型のフラッシュライトが必要。

でも、この暗さは女性をきれいに見せてくれるので、我慢。


食事は、どれも美味しくて満足。





ダブルポークチョップ



アサリのスープ



食後のコーヒーはIlly



ティラミス



トリプルチョコレート



ストロベリーのチーズケーキ



さつまいものパンナコッタ



チョコレートケーキは甘すぎ。さつまいものパンナコッタは美味しかった。


ムードがあって、大切な人と二人で行くとロマンチックかも。






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7年

2013-12-10 08:19:41 | 日記
どのくらいぶりに喧嘩しただろう。

カチンとくることや、ちょっとしたことはいくらでもあるけれど、

本格的に喧嘩することは滅多にない。

きっかけは大したことじゃない。

大抵の喧嘩がそうであるように、きっかけになったことよりも

そこから発生した相手の言動だとか態度にこだわって、喧嘩はどんどん拡大し、収集がつかなくなってゆく。




喧嘩しながら、喧嘩ってなんて嫌なものなんだろうと思う。

互いが自分の正しさを振り回しているばかり。

この部屋の空気は真っ黒で、その辺の嫌なものを喜んで引き寄せているんだろう。

それなのに、気が済まないのだから呆れたものだ。

素晴らしくわからんちんなことを自信たっぷりに主張する夫の目の中に

夫以外のものを探すが、場のエネルギーに呑まれてはいても、

それは確かに夫なのだ。



前の結婚相手とは、こんな喧嘩をしたことがなかった。

言い合いになっても白黒つけてスッキリしたい私に対し、

前夫は貝のように頑なになり、一切口をきかずに、自分が悪くても私が謝るまで無視するという人で、

そのやり方は私を震え上がらせた。

二人しかいないのに、相手を無視して生活するなんて耐えられない。

二人だけだと、それができてしまうから、それが怖い。

だから喧嘩をしないように、相手を怒らせないように、私は自分の平和のために

臭いものに蓋をし続けた結果、11年で蓋がぶっ飛んだ。




今はわかる。喧嘩をする、しないが問題じゃない。

臭いものの蓋を開ける自信と勇気、

そして自分と違う相手を知り、2人で一緒に蓋を締める聡明さが、

夫婦に限らず、誰かと暮らす上で大切なことなんだと思う。

私は、蓋を開けたら何か壊れてしまうと怖かった。

そんな程度で壊れるものは、さっさと壊れてしまった方がいいのだと、

図々しく年を重ねた今は思うのだ。


「どんなに喧嘩しても、相手をわかりたい、わかってあげたいというひたむきな

気持ちがあれば、きっと大丈夫」



離婚するとき、姉がくれた手紙に書いてあった。

そのことはまさに、私の結婚に一番欠けていたことだった。






だから、バカバカしくも、くだらなくも、思いをさらけ出しあえるのはありがたいことだ。

今月で、結婚して7年になる。

その日は仕事が休みで、どこか素敵なレストランで食事しようかと話していたが、

喧嘩のあと、私達が結婚した場所に行き、出会ってから今迄のことを思い出し、

もう一度結婚しようと、ふたりで決めた。



結婚した頃は、喧嘩になると、どうにか相手をギャフンと言わせてやりたくて、辞書を片手の喧嘩。

さらに日本語でまくし立てて煙に巻くという

姑息な手法も使ったものだが、互いの言葉がわからず、上げ足を取ることもできずに

大した喧嘩にもならなかった。


ところが今は、夫の言うことがわかってしまうし、私も応戦できる。

日本語まくし立て作戦も、夫は理解してしまうようで、役にたたず。

お祭り騒ぎですぎた7年のうちに、少しは進歩もしているのだと実感。



日本では石の上にも3年だとか、「3年」がひとつの区切りになっているが、

アメリカでは7年なのだそうだ。





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