太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ボヘミアン 後編

2015-10-09 19:03:51 | 日記
ボヘミアン 前編



私がかけたい種類のパーマを扱っている店を見つけた私は、

さっそく予約をとって出かけた。



お店はオープンしてまもなくということもあって、とてもきれいだった。

鏡と椅子が5つ、日本人ヘアスタイリストが3,4人。

今日担当してくれる人が、最初にカウンセリングをする。

カウンセリングのあと、料金の説明をするのはわかりやすくていい。

カットやパーマの料金はかなり安いけれど、それにトリートメントなどを

選んでゆくと、まあまあの金額になる。

人によっては、今日の予算を聞いて、その中で選んでゆくということもしているようだ。

パーマをかけることだし、トリートメントをプラスした。

カットパーマ、トリートメントで210ドル。それにチップを加えて約250ドル(2万8千円ぐらい)。

高いんだか安いんだか、もうわからん。

チップは好きになれない。




美容師さんは、無口なほうがいい。

と思うのは私だけだろうか。


東京青山のサロンは友人だから、話したいことが盛りだくさんだったけれど、

ほかのサロンであれば、私はなるべく放っておいてくれるほうがうれしい。

このサロンの美容師さんたちは、声が大きくておしゃべりだ。

ドライヤーの音などがあるので、大きな声で、と教育されているのか、

お客を飽きさせないようにと言われているのか、

特に隣の美容師さんは、声が高くてテンションが高すぎる。


「お荷物、小さいですねー、その棚に乗っちゃいますもんねー」

「大きいの好きじゃないの。これも持ちたくないぐらい」

「あっははーーー!手ぶらが好きなんですねー、そっかあー、そのほうがいいですもんねー」



「ぼくね、髪がめっちゃ黒くてストレートなんスよー、何度も色をいれて

パーマかけて、めっちゃ時間かけてこうなったんスよー。あっはー!」



いちいちこんなふうに「あっははーー!」とはしゃぎながら応対していたら、

一日の終わりには疲労困憊だろうなあと思う。

私の担当の人も、おしゃべりは好きそうではあるけれど、

やたらテンションが高いわけでもなく、こちらが話しかければテンポよく返すが

黙っていれば話しかけてこない。ありがたい。

美容院が決まって、やれやれだ。

指名すると5ドルかかるけど、ハイテンションの人になると困るので

次回は今日の人を指名するとしよう。




それにしても。

どうして日本の男の美容師さんって、帽子をかぶってるの?







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