ハワイは、夏は乾季で冬は雨季。
それはお決まりのことだったはずなのに、今年はどうだ。
ねんがらねんじゅう雨季じゃないか?
今年の夏は、雨が多かった。
トロピカルストームがたくさん来たのもある。
エルニーニョだかの影響という話もある。
ダイヤモンドヘッドも、いつもの夏は乾いて全体が茶色になるのに、
今年の夏は、少しだけ茶色になっただけで、
けっこう緑の姿を見せていた。
このところ、毎日毎日雨である。
1日中、どんよりと降りこめることはあまりないとはいえ、
降るときには、その量が半端じゃない。
昨日の朝、夫を送り出したときには普通の雨だったのが、
私が出かける時には、玄関を出たところの階段の下は池状になっており、
踏み石も完全に4センチは水に浸かっていた。
大股のつま先立ちで車まで行っただけで、スニーカーには水が染みてきた。
さらには、車まで行ったところで、ガレージが全開になっていることに気づく。
私の車はガレージの前に停めるので、ガレージ開閉のリモコンは持っていない。
なんとか濡れないでガレージを閉める方法を考える。
ガレージから建物の中に入って壁のボタンを押すとする。
押してからダッシュで車に戻ったとしても、ガレージドアは駆け抜ける私を障害物とみなし、
降りてきたものの、自動的に開いてしまう。(これは以前に体験済み)
雨が小降りになるのを待つにしても、地面の水がはけるまでは待てない。
仕方がないので、再び池状になった地面を大股で歩いて家に戻り、
玄関にあった開閉リモコンを持って、乾いたスニーカーに履き替えて車に戻った。
車に入ってからリモコンを押す。
ガラガラとガレージが閉まり、地面に着いたと思ったとたん、
またガラガラと上がっていく。
「?」
もう一度、押す。
ガラガラと閉まり、またガラガラと開く。
何か障害物でもあるのかと思い、その辺のものをすべてよけてから、再び押す。
今度こそ。
「神、おねがい!!」
ガラガラと閉まり、またガラガラと開く・・・・
どうして家に戻ったときに、壁のスイッチで操作しなかったかと悔やまれる。
たぶんリモコンのせいだ。
そろそろ出かけないと、仕事に間に合わなくなる。
何度目かで、私は半ばキレていた。
「今度閉まらなかったら、もう絶対に信じないからねッ!」
と、神や天使や、その他もろもろの存在に悪態をつき、リモコンを押す。
ガラガラと閉まり、地面に着くと、静かになった。
やれやれ・・・
雨が多いのは、べつにいい。
今年、カリフォルニアは日照りでとても困っていたことだし、雨が降るのはいいことだ。
ただ、私が住む地域だけ雨が降るのが気に入らない。
土砂降りの中を、ワイパー全開にして職場に向かう。
トンネルを過ぎると、道は嘘のように乾いていて、青空が広がっている。
職場に近くなる頃には、濡れているのは私の車だけ。
通勤途中のラジオで地元のパーソナリティが
「ねえ、信じられないかもしれないけど、○○地方じゃ大雨なんだってよー」
と、きもちはしゃぎ気分で言われると「舐めんなぁー」と思う。
やっとガレージを閉めて職場に行った。
スニーカーはすっかり水が入って、歩くたびにクチュ クチュ と音をたてる。
靴を履き替えたのに、意味なし。
ビーチサンダルにして、ソックスと靴を手に持ってくればよかったと後悔する。
「雨、降ってたっけ?」
タオルで足を拭いている私に、同僚が言った。
ふん。ホノルルに住んでいる人にはわからんでしょうよ。
「あなたたちが安心して豊富に水が使えるのは、わたしたちのおかげなんだからね!感謝してよ」
と、恩着せがましく言ってみる。
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それはお決まりのことだったはずなのに、今年はどうだ。
ねんがらねんじゅう雨季じゃないか?
今年の夏は、雨が多かった。
トロピカルストームがたくさん来たのもある。
エルニーニョだかの影響という話もある。
ダイヤモンドヘッドも、いつもの夏は乾いて全体が茶色になるのに、
今年の夏は、少しだけ茶色になっただけで、
けっこう緑の姿を見せていた。
このところ、毎日毎日雨である。
1日中、どんよりと降りこめることはあまりないとはいえ、
降るときには、その量が半端じゃない。
昨日の朝、夫を送り出したときには普通の雨だったのが、
私が出かける時には、玄関を出たところの階段の下は池状になっており、
踏み石も完全に4センチは水に浸かっていた。
大股のつま先立ちで車まで行っただけで、スニーカーには水が染みてきた。
さらには、車まで行ったところで、ガレージが全開になっていることに気づく。
私の車はガレージの前に停めるので、ガレージ開閉のリモコンは持っていない。
なんとか濡れないでガレージを閉める方法を考える。
ガレージから建物の中に入って壁のボタンを押すとする。
押してからダッシュで車に戻ったとしても、ガレージドアは駆け抜ける私を障害物とみなし、
降りてきたものの、自動的に開いてしまう。(これは以前に体験済み)
雨が小降りになるのを待つにしても、地面の水がはけるまでは待てない。
仕方がないので、再び池状になった地面を大股で歩いて家に戻り、
玄関にあった開閉リモコンを持って、乾いたスニーカーに履き替えて車に戻った。
車に入ってからリモコンを押す。
ガラガラとガレージが閉まり、地面に着いたと思ったとたん、
またガラガラと上がっていく。
「?」
もう一度、押す。
ガラガラと閉まり、またガラガラと開く。
何か障害物でもあるのかと思い、その辺のものをすべてよけてから、再び押す。
今度こそ。
「神、おねがい!!」
ガラガラと閉まり、またガラガラと開く・・・・
どうして家に戻ったときに、壁のスイッチで操作しなかったかと悔やまれる。
たぶんリモコンのせいだ。
そろそろ出かけないと、仕事に間に合わなくなる。
何度目かで、私は半ばキレていた。
「今度閉まらなかったら、もう絶対に信じないからねッ!」
と、神や天使や、その他もろもろの存在に悪態をつき、リモコンを押す。
ガラガラと閉まり、地面に着くと、静かになった。
やれやれ・・・
雨が多いのは、べつにいい。
今年、カリフォルニアは日照りでとても困っていたことだし、雨が降るのはいいことだ。
ただ、私が住む地域だけ雨が降るのが気に入らない。
土砂降りの中を、ワイパー全開にして職場に向かう。
トンネルを過ぎると、道は嘘のように乾いていて、青空が広がっている。
職場に近くなる頃には、濡れているのは私の車だけ。
通勤途中のラジオで地元のパーソナリティが
「ねえ、信じられないかもしれないけど、○○地方じゃ大雨なんだってよー」
と、きもちはしゃぎ気分で言われると「舐めんなぁー」と思う。
やっとガレージを閉めて職場に行った。
スニーカーはすっかり水が入って、歩くたびにクチュ クチュ と音をたてる。
靴を履き替えたのに、意味なし。
ビーチサンダルにして、ソックスと靴を手に持ってくればよかったと後悔する。
「雨、降ってたっけ?」
タオルで足を拭いている私に、同僚が言った。
ふん。ホノルルに住んでいる人にはわからんでしょうよ。
「あなたたちが安心して豊富に水が使えるのは、わたしたちのおかげなんだからね!感謝してよ」
と、恩着せがましく言ってみる。
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