3年半続けた仕事の、最後の一日は、あっという間に過ぎた。
先に辞めた同僚達が、わざわざ店に寄ってくれた。
いい仲間に恵まれて、本当に楽しく働かせてもらったと思う。
不満を言えばキリがなく、望んだものは、手に入ればすぐに慣れてしまう。
それなら、まだここにいればいいじゃないかと、今日になっても思う自分がいる。
でもその一方で、やはり今なのだとわかっている自分もいる。
職場の引越し、開店当初から働いてくれていた人の死、場のエネルギーも
どんどん変わり、たぶんもう私はそこにいられなくなった。
心がこもったカードやプレゼントを抱えて帰る私は、
なんとラッキーだろうかと、改めて感謝が満ちてくる。
明日は新しい職場の第一日目。
日本で転職した時も、こんなふうに一日のブランクもなかったと思い出し、
あくせくしたもんだと笑いがこみ上げる。
次の職場の面接の時に、職歴を見たマネージャーが、
「20歳からずーっと休みなく働いてきたのねー!」
と言った。そんなつもりはなかったけど、子供に恵まれなかったし、
休むタイミングがなかっただけだ。
人生の中で、一つの幕が閉まり、別の幕が開こうとしている。
置いてきたものに心を残しながらも、
今度はどんな素敵なことに出会えるんだろう、
あるいは、どんな自分に出会えるんだろう、と心が浮き立つ。
よほど私は能天気にできているのだと思う。
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先に辞めた同僚達が、わざわざ店に寄ってくれた。
いい仲間に恵まれて、本当に楽しく働かせてもらったと思う。
不満を言えばキリがなく、望んだものは、手に入ればすぐに慣れてしまう。
それなら、まだここにいればいいじゃないかと、今日になっても思う自分がいる。
でもその一方で、やはり今なのだとわかっている自分もいる。
職場の引越し、開店当初から働いてくれていた人の死、場のエネルギーも
どんどん変わり、たぶんもう私はそこにいられなくなった。
心がこもったカードやプレゼントを抱えて帰る私は、
なんとラッキーだろうかと、改めて感謝が満ちてくる。
明日は新しい職場の第一日目。
日本で転職した時も、こんなふうに一日のブランクもなかったと思い出し、
あくせくしたもんだと笑いがこみ上げる。
次の職場の面接の時に、職歴を見たマネージャーが、
「20歳からずーっと休みなく働いてきたのねー!」
と言った。そんなつもりはなかったけど、子供に恵まれなかったし、
休むタイミングがなかっただけだ。
人生の中で、一つの幕が閉まり、別の幕が開こうとしている。
置いてきたものに心を残しながらも、
今度はどんな素敵なことに出会えるんだろう、
あるいは、どんな自分に出会えるんだろう、と心が浮き立つ。
よほど私は能天気にできているのだと思う。
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