夫がフロリダに出張中のため、朝も夜も一人で食事をする。
これがどうにも苦手でならない。
どうやって一人で食べればいいかわからないのだ。
だから、土曜の夜と日曜のランチに友達と会う約束をしてある。
子供の頃から大家族で、一時期は父の会社の若い衆も何人かいたこともあり、
一人で食事をすることがなかった。
大人になってからも、東京の美大に通っていた2年間は、姉と一緒に暮らしていた。
前の結婚時代に、相手が単身赴任していた時期が2年ほどあったはずなのだけれど、
そのときのことを全く覚えていない。
覚えていないといえば、離婚したあと、2年間一人暮らしをしていたのだが、
このときのことも記憶から抹消されている。どうしたことだ・・・・
まるで過去世かと思うぐらいに、遠い記憶になっている。
一人だから、あり合わせで済ませるのは簡単でいいのだけど、
いざ食べる段になると、手持ち無沙汰で落ち着かないのだ。
私はテレビを付けながら食事をするのと、食事の時に相手が何かを読むのが嫌いだ。
うちにはテレビはないが、DVDは再生できるので、映画がついていても、それを止めてから食事をする。
音楽を流してみる。
猫に話しかけてみる。
それでも落ち着かないので、背に腹は換えられずに本を読むことにした。
あんなに夫にやめろと言っている手前、夫には言えない。
前の職場でも、今の職場でも、ランチのときには本を読む。
だいたい一人ランチが多いからというのもあるし、貴重な読書時間でもある。
それを家でもやっているというわけだ。
外ならよくても、家でこれをやると何やら侘しい気持ちになってくる。
独身や単身赴任のサラリーマンが、ひとりうつむいて食事をしているのと自分が重なってしまう。
出張なら、1週間かそこらで帰ってくるけれど、
もし夫が先立ったら、と思うと背筋がゾッとする。
残りの人生、ずーっとこんな侘しい気分で食事をするなんて耐えられない。
夫は8歳年下だから、私が先に逝く可能性が大きいが、うっかり超長生きしてしまったらどうしたらいいのか。
どうか一日でいいから、夫より先にお迎えがくるように祈るばかりである。
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これがどうにも苦手でならない。
どうやって一人で食べればいいかわからないのだ。
だから、土曜の夜と日曜のランチに友達と会う約束をしてある。
子供の頃から大家族で、一時期は父の会社の若い衆も何人かいたこともあり、
一人で食事をすることがなかった。
大人になってからも、東京の美大に通っていた2年間は、姉と一緒に暮らしていた。
前の結婚時代に、相手が単身赴任していた時期が2年ほどあったはずなのだけれど、
そのときのことを全く覚えていない。
覚えていないといえば、離婚したあと、2年間一人暮らしをしていたのだが、
このときのことも記憶から抹消されている。どうしたことだ・・・・
まるで過去世かと思うぐらいに、遠い記憶になっている。
一人だから、あり合わせで済ませるのは簡単でいいのだけど、
いざ食べる段になると、手持ち無沙汰で落ち着かないのだ。
私はテレビを付けながら食事をするのと、食事の時に相手が何かを読むのが嫌いだ。
うちにはテレビはないが、DVDは再生できるので、映画がついていても、それを止めてから食事をする。
音楽を流してみる。
猫に話しかけてみる。
それでも落ち着かないので、背に腹は換えられずに本を読むことにした。
あんなに夫にやめろと言っている手前、夫には言えない。
前の職場でも、今の職場でも、ランチのときには本を読む。
だいたい一人ランチが多いからというのもあるし、貴重な読書時間でもある。
それを家でもやっているというわけだ。
外ならよくても、家でこれをやると何やら侘しい気持ちになってくる。
独身や単身赴任のサラリーマンが、ひとりうつむいて食事をしているのと自分が重なってしまう。
出張なら、1週間かそこらで帰ってくるけれど、
もし夫が先立ったら、と思うと背筋がゾッとする。
残りの人生、ずーっとこんな侘しい気分で食事をするなんて耐えられない。
夫は8歳年下だから、私が先に逝く可能性が大きいが、うっかり超長生きしてしまったらどうしたらいいのか。
どうか一日でいいから、夫より先にお迎えがくるように祈るばかりである。
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