太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

一句「住むよりも遊びに行くのがいいハワイ」

2018-09-06 07:55:25 | 日記
夫がスケートボード中に転んで肘の骨にヒビが入り、救急病院に行ったのが3週間ほど前のことだ。

昨日、その請求書が送られてきたらしい。

「いくらだったと思う?」

と夫。

「うーん、1000ドル(約11万円)ぐらい」

「NO。 4000ドル(42,3万円)でしたー 」

怖!!!!!!

レントゲン撮って、樹脂で腕の型をとってギプスを作って42万円

医療保険でカバーされて、うちが払うのは4万円ぐらいだけど。

医療保険に入っていなければ、42万円を払わねばならない。

医療保険は一人あたり、月に最低5万円以上かかるので、保険に入っていない人もいっぱいいる。

その上、医療事情。

救急病院もエマージェンシールームも、とにかく待たされるのが常だが、この日は5時間半待っていたという。

すごく具合が悪い人や出血がひどい人など、待っている間に死んでしまうじゃないか。

そういう人たちは救急車なんだろうけど、救急車も呼べば10万円ぐらいかかるしね。



ホノルルに住んでいる日本人の友人が、今借りている家の大家さんが

その家を売りたいというので、引越し先を探している。

今払っている家賃が2600ドル(27万円ぐらい)で、同じぐらいの家賃はなかなか探せないという。

「日本にいる友達は、そんなに家賃払うのはもったいない、買えばいいじゃん、っていうけど

ハワイの住宅事情じゃ買えないよねぇー」

確かにそうだ。

庶民が、1億の家のローンなど無理だろう。

大昔、たのきんトリオ(知らない人はごめんね)の田原俊彦が結婚して、

家賃30万円のマンションに住んでいるというのを聞いて、「ばかじゃないの!」と思ったけど

ハワイじゃそれが普通。

仕事があっても家がなく、車で生活している人もいる。





ハワイに住めていいですね、と言われることがある。

気候はいいし、自然がすばらしいし、いいところだと思う。

けれど、住むとなったらこれがなかなか大変だ。

スーパーでカゴ8分目ほどの買い物をして、6000円か7000円はいってしまう。

30万円近い家賃を払い、家族全員の医療保険を払い、子供を育てるには、

いったい1ヶ月にどのぐらい収入があったらいいんだろう。



ところで、先月のウチの電気代は 8ドルちょっと(900円ぐらい) だったらしい。

我が家と両親側の光熱費は、分けると税金がかなり高くなるためにまとめてある。

先月は夫の両親がバカンスに出かけて留守だったので、私達二人だけならこんなものなのだろう。

夫の両親がいるときでも、2500円ぐらいか。

屋根にソーラーパネルをつけてから、一気に電気代は安くなった。

ソーラーをつける前は、1ヶ月5万円ぐらいの電気代を払っていたのだから、太陽サマサマである。

エアコンもないのに、どうして1ヶ月に5万円も使っていたかは謎。














にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村