太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

フランス 2  ~EZE ワインと煙草

2022-06-16 06:27:15 | 旅行



二日目。
ホテルから車で40分ほどかけて、EZEに行く。
全体図はこんなふう


古い石でできた街をそのまま利用して造られた小さなお店を見ながら、歩いてゆく。


下ではマルシェが開かれていて、駐車場のスペースがほんの少ししかない。
それなのに車がひっきりなしに行きかって、混雑この上なし。
2キロほど登ったところに停めると、そこから10分置きにでているシャトルバスがある。
下の広場の近くに大がかりな駐車場を建築中だったけど、必要だろうなと思う。

巨大なパエリア鍋!


EZEの1番上からの景色



パリ以外で、アジア人に殆ど出会わなかった。
99%が白人で、私は目立つ、目立つ。ただ、このEZEだけは観光地らしく、韓国人や中国人も少しだけ見かけたし、日本人の若いカップルが一組いた。

そのあと、ロスチャイルド邸に行った。

ロスチャイルド邸の庭

音声ガイドを聞きながら邸内を散策する。
日差しは強いんだけど、空気が乾燥しているので汗だくにはならない。
日陰に入るとスーっと涼しい。


夕食は、カプ フェラのビーチにあるレストランで。
8時オープンなので、8時半に予約した。
すぐ目の前が砂浜ビーチで、日本でいえば海の家なんだろうけど、それにしてはオシャレすぎる。
ビーチでピクニックしている家族たちも、ワインやサンドウィッチや果物を籠に入れたりして、日本の浜辺の雰囲気とはえらく違う。

シュートメ

遅い時間になるほど、どの店も混んでくる。


フランスではどこでも、「お酒は?」と聞かれる。
義両親も私もお酒は飲まないし、夫はダイエット中なので飲まないから頼まないが、見れば、どのテーブルでもワインボトルがある。
グラスワインなんて飲まないで、みんなボトルをぐいぐい飲んでいる。こんなに誰でも飲んでいるなら、酒気帯び運転なんかゴロゴロいるんだろうなと思う。

フランスとワインといえば。
マイクが小学生の頃(だから70年ぐらい昔だ・・)、教師をしていた両親がフランスに1年間行くことになり、家族で行ったそうだ。
中途入学できるのが私立の小学校しかなかったので、そこに編入した。
そこはお金持ちの子供ばかりが行く学校で、ランチタイムになると門にズラリと迎えの車がとまり、子供を乗せてレストランにランチを食べに行く。
マイクも誘われてついてゆくと、レストランで子供がワインを飲みながらランチを食べているので驚いたという。
2時間ぐらいかけたランチのあと、学校に戻って午後の授業。
10歳かそこらの子供までワイン??お酒飲んだあとで授業?
時代もあるのかもしれないけど、それほどフランスではワインは日常なのだなあ。

そして煙草を吸う人がたくさんいることに驚く。
それはパリでもすごく感じたことで、どのレストランでもタバコが吸えるし、歩きながら吸うのはもちろん、若い女性の喫煙が目立つ。
街はきれいだけど、煙草の煙がそこいらじゅうに漂っているのは、ちょっと勘弁・・・・
でも、日本もひと昔前はこうだった。
30年前は飛行機内でもタバコが吸えたのだ。一応、禁煙席と喫煙席があるのだけれど、区切る壁らしきものが一切なく、喫煙席の後ろが禁煙席。
だから煙はどんどん流れてきて、意味がない。

カプ フェラに2泊したあとは、プロバンス地方に移動する。