太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

これがアフターライフ??

2022-08-22 08:09:03 | 不思議なはなし
朝方に、死んだ後の夢をみた。
それは妙にリアルで、目が覚めてからもずっと記憶も感情も残っている。

死んだ私がいるのは、何もない空間。
テレビの白い背景の中にいるような感じだ。
他にも何人か人がいる。1番近くに日本人の若い男性がいた。
「テラオカ」
と彼は名乗り、何かに挟まれて「ぺっちゃんこ」になって死んだのだと明るく言った。

『自分がどう生きてきて、これからどうしたいか、書く』

それは声ではなく、直接頭にしみ込んでくる感覚で伝えられ、私は鉛筆を持って縦長の紙を前にしていた。
どう生きてきたか、って?
私は考え込んでしまった。
半世紀以上の人生をひっくるめて、どう、って言われてもなあ。
どういう気持ちで、ってこと?
それにしたって、そのとき、そのときでいろいろだし。

テラオカさんは、すらすらと書いている。
どう生きてきたか、の部分は忘れたけど、後半には「神々しくなりたい」と書いてあった。
なんだ、そういうのでいいの。

『家族の平和と幸せを祈り、感謝した。近くで見守る存在になりたい』

そんなようなことを、縦書きで書いた。
書いたあとで、そういえば私は自分にある祝福を毎日数えて感謝していたっけ、それも書けばよかったかと思ったが、提出(?)したあと。

あの人どうしてるかな、と思うと、その瞬間に私はその人のいる場所にいる。
ある友人は、実際には霊感が強いわけではないのだが、夢の中では霊感が強いことになっており、その友人のところに行くと、彼女には私が来たことがわかった。
「えっ、なんで??」
「死んだみたいよ」
「えーーー!」

私は再び白い空間に戻った。
私は眠くてたまらなくなり、死んでも眠くなるなんて知らなかった、と思っている。
テラオカさんは、まだそこにいて
「眠って起きたらなにか変わってるんじゃない?」
と言う。
「どう、変わってんの?」
「わかんないけどさ」

私は眠り、目が覚めたら夢だった。


アフターライフの夢は以前にもみたことがある。
その時には、私は私のガイド(女性だった)の運転する車でドライブをしている。
その町は見たこともない町だったが、心のどこかでは、よく知っているような気もする町だった。
私はいつ死んだのかとガイドに聞くと、「3月4日」だという。

「誕生日が1月2日だから、繋げたら1,2,3,4だなあー」

私はお気楽にそんなことを言う。
ふと、夫はどうしてるかと思ったとたん、夫がいる寝室にいた。
夫は私が来たことがわかり、ハグすると、脇腹のぜい肉が余っているのがわかり、ダイエットしたほうがいいな、なんて思っている。




両方の夢とも、私は自分が死んだことをそれほど悲しんでおらず、死んだ理由が思い出せなくても気にならず、淡々と自分がおかれた状況を受け入れていた。
いつか私が死んだとき、答案用紙にすぐに書けるように、「どう生きているか」を明確にしておかねば、と思う。