第２言語

最近職場の仲間入りをしたジャスティンは、なかなかいい青年だ。

物腰がやわらかくて、優しい。

大学で日本語の授業をとっているとかで、少し日本語がわかる。

漢字も８００字以上習っているのだという。


私が棚におさめようとしている本を、じっと見ていたジャスティンは


「イイ　キブン　二　ナル・・　シュウカン　・・・　　　ジュツ？？？」

と読んだ。

「そう、そうだよ。

いい気分になる習慣術、って書いてあるんだよ。

ジャスティン、すごいね、漢字もほんとに読めるんだねえ、たいしたもんだ」


するとジャスティンはおおいに照れて、


「デモ　　イミ　　ワカラナイ・・」


なんとまあ！

漢字が読めても、意味がわからないとな・・・・・


うちの夫は、意味はだいたいわかるけど、漢字が読めないけどな。

がんばれジャスティン。

第二言語を習得するのは、なかなか大変なものなのだ。





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かぼちゃの馬車

ウォーキングしていたら、

こんなものが。





しばらく見ていたら、出てきた出てきた。





ちなみに、この車は馬専用のタクシー。その名も　ＨＯＲＳＥ　ＴＡＸＩ。


そしてその隣にはやっぱり





ハワイにかぼちゃの馬車かぁ。

どうやらこれは結婚式用らしいんだけど、

こういうのはやっぱり、軽井沢とか高原の避暑地が似合うような気がするのは先入観のせい？


日中は暑いからか、夕方以降に走ることが多いみたい。

馬がかわいそうだもんねえ。




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マカプウ

休日の朝、マカプウに行った。

自宅からは遠いけれど、今ハウスシッターしている場所からは２０分ほど。



ハワイでビーチに行くなら、朝か５時過ぎがいい。



ビーチに着いたのは朝８時半。

でももうかなりの太陽光。



ここは岩場が多くて、大きな波ができる。



見た目はそれほどの波に見えなくても、

波の持つ「引き」の力が半端ない。

波打ち際に立っているだけでも、しっかり足を踏みしめていないと波に持っていかれそうになる。

常にこういう赤いフラッグが立って、監視員も２人常駐している。


シアトルの甥が来たときに、一緒にここでボディボードをした経験があるけれど、

今日は気持ちがすくんでしまった。

ビーチグラス拾いに変更。

ここはひそかにビーチグラスのポイントでもあるのだ。



本日の収穫



波打ち際で水を楽しんだあとは、おきまりのシェイブアイス。



ケネケ


マカプウから車で５分ぐらい。

ハワイのドライブインって、みんなこんな感じで、日本みたいに洗練されてない。

だけど、私はこんな雰囲気がけっこう好きだ。

ここのプレートランチもなかなかいける。




なんとも開放的、南国的な食べる場所もある。

風が吹き抜けて涼しい。



今日はブルーベリーとココナツとパイナップル


小豆を頼んだのに、今日は小豆がないらしい。残念・・・







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barefoot beach cafe

ワイキキのはずれに、なかなかいいカフェがある。

友人が教えてくれたところ。





Barefoot Beach Cafe

海沿いにあって、名前のとおり裸足でも気軽に入れる。


カピオラニパークのまわりをウォーキングしたついでに、ここで夕食をとることにした。


店の中から海をみる



壁なんかなくて、まるで外にいるのと同じ

ギターの生演奏がいい感じ。



ステーキとリブとフレンチフライ。思い切りアメリカな食事


よく運動したあととはいえ、両方とも完食したから恐ろしい・・・・




ワイキキに夕日が沈んでゆく。



帰ろうと思って歩き出して、振り向いたら



太陽が燃えていた。



この角度のほうがいいか。


その頃、東の空には月が昇ってきた。



ダイアモンドヘッドの上にボウリングの玉が乗ってるみたいじゃない？




たぶん、明日あたり満月なんだろう。



暑かった１日がおわって、風が肌寒いぐらいだ。

明日もいい日でありますように。






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楽園

夫に出会ったばかりの頃、日本は刺激的な場所がたくさんあっていい、とよく言っていた。

そのときは、楽園ハワイのほうがいいんじゃないかと思ったけれど、

今はその気持ちがわかる。


日本にいた頃、週末にどこに行こうかということになったとき、東京に行ってみようとか、

足を伸ばしてもっと遠くに行こうとか、その選択肢は山ほどあった。

温泉だってあったし、冬はスノーボードに行くことだってできた。

しかしハワイの、しかもオアフ島は狭すぎて、１時間あればどこへでも行けてしまう。

足を伸ばしたところで、ハワイ諸島の別の島々だ。それでも飛行機で２０分から３０分程度。

でも普段はたった１日だけの休みだから、結局海に行くか、外食するぐらいしかない。

ここには遊園地すらもないのだ。

クリスマスか夏休みにやってくる移動遊園地だけ。

夫が子供の頃は、夏休みが丸々３ヶ月あって（今は夏が２ヶ月、秋と冬に２週間ずつ）

「暇で死にそうだった」という。

いくらか大きくなって、やっとサーフィンやスケートボードをできるようになり、

もうちょっと大きくなれば、アルバイトができるようになって暇地獄からは解放される。



とにかく、

買い物はそれほど興味がない私たちだから、選択肢はせばまるばかりだ。




しかも私も夫もせっかちなのか、

１箇所にのんびり長居するのが苦手ときている。

朝から晩まで公園やビーチでのんびり過ごしている人々が羨ましくさえある。



刺激的な場所も、洗練されたものもないけれど、

楽園てのはそういうものなんじゃなかろうか、とも思う。

ハワイが楽園なら、の話だけど。

ここで暮らし始めてから、海とか空とか植物とか、朝日とか夕日とか夜空とか、

とても気になるようになった。



今日は、朝日を眺めにスーパー早朝に家を出て、たっぷりと朝日を堪能してきた。


日本にいた頃が懐かしく思うこともあるし、

退屈な場所といってしまえばそれまでだけれど、

時間がやけにゆっくり流れているこの感じも、悪くはないなと思う。








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