太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

フラミンゴを見ない日はない

2018-09-14 07:50:11 | 日記
フラミンゴを、見ない日はない。

職場に見えるお客様の、シャツ、短パン、バッグ、電話ケース、

いたるところにフラミンゴがいる。

老若男女、人種を問わず、毎日、誰かがフラミンゴものを持っている。

世界的に、私の知らないところでフラミンゴが大流行しているのか?

まあ、たいていの流行はいつも私の知らないところで流行っているんだけども。

今日はいくつのフラミンゴに会えることか。






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かたかなは日本語だ、なにが悪い

2018-09-13 10:09:18 | 英語とか日本語の話
「マクドナルドと何度も言ってるのに、全然通じなかった」

職場に見えた、日本の旅行者の方が言った。

わかるわかる、私もそうだった(って今でもそうなんだが)。

カタカナは日本語だ、と頭に叩きこむのに何年かかったか。

いまや日本語の中にはカタカナがあふれかえって、すっかり日本語になってしまった。

言語じたいにアクセントがない日本語と同じように、カタカナも棒読みだ。

そのうえ、日本人独特の「語尾あがり」や日本語読みが、事態をややこしくする。

携帯電話のアプリのLINE。

日本の人は、ラインと語尾を上げる。

私はハワイに来てからLINEを知ったので、普通にインと言う。

インでは日本人に通じず、ラインでは英語圏に通じない。


前述のマクドナルド。


ミッダーノゥ


これが英語圏のマクドナルドだ。

ダに強いアクセントをおく。

そして「マ」ではない、「ミ」だ。

英語は、アクセントをしっかりつけないと通じにくいが、

言い換えれば、アクセントをつければ、あとは濁してもわりと通じる。



カタカナ英語が通じなくて落ち込んでいた日々はもう過去のことだ。

落ち込む理由なんかどこにもない。

母国語が違うんだし、英語圏の人に通じるように直せばいいだけのことだ。



そのかわり、英語圏でそのまま通じる日本語は、あえて正しく日本語読みで通している。

たとえば、カラオケ。

こっちの人が言うと、 キャリオーキーになる。

コロッケと聞き間違えたこともある。

たとえば、空手。

こっちの人は、 くぅわぁぅりー と言う。

英語読みを真似て、英語圏に迎合していた時もあったが、今はすっかり改めた。

カラオケ、カラテ、と平坦に言う。

もちろん通じない。

ほら、音楽に合わせてマイク持って歌うアレ、と説明すると「オゥ、キャリオーキー」。

「違う、カラオケ」

KARATE、とスペルを言うと、「オゥ、くぅわぁうぅりー」

「違う、カラテ」


英語にアクセントが必要なのと同じように、日本語にはアクセントはいらないってことを学びなさいよ。

人の英語を笑ってんじゃないよ。

くぅわぁうぅりー、なんて、まくわうりじゃあるまいし、そんな日本語どこにもないんだよ!




笑われながら第二言語で生活する私の、せめてもの日本人の意地と誇りである。












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ジュディ

2018-09-10 18:09:13 | 日記
シュートメの、古い友人であるジュディが遊びに来た。

45年前、シュートメとジュディは看護師仲間で、同じ病院で働いていた。

ジュディは精神科の病院に移り、シュートメは博士号を取り直すために大学に戻った。

そのあとも交流は続いていたが、12年前、ジュディは本土に引っ越した。


私は会うのは初めてだ。

「あいかわらず背が高いわね、5mぐらいになった?」

ジュディは夫にそう言って、笑いながら抱きしめた。

ほがらかで、さばけていて、とても愉快な人だ。



ジュディが家に来ることになったとき、夫が言った。


「ジュディの昔のボーイフレンドが、ジョン・レノンを殺した犯人なんだよ」


「なに?殺人犯?」


「その事件の前に、だよ」



ジュディは1度も結婚しなかった。

アイオワで、猫と気ままに住んでいる。

ハワイには、瞑想の会に参加するためにやってきた。

なにかの宗教というわけではなく、スピリチュアルな人なのだろう。

おおいにしゃべり、笑い、食べて、あっというまに時間が過ぎ、

夫の両親が空港まで送って行った。


「今度来た時には、あなたとゆっくり話がしたいわ、きっと気が合うと思う」


私もそう思う。


シュートメの友達は、こういうすてきな人が多い。

そして友達と息長くつきあっている。

シュートメは気難しくて、コントロールしたがりで、好き嫌いがはっきりしているが、

それは私が息子の嫁だからで、きっと別の立場で出会ったらまた違っただろう。

それでも大学教授の仕事をリタイアしてから、シュートメはずいぶん丸くなった。

「少しずつ、あっちに行っちゃう人も増えてきて、友達のありがたみが身にしみるわ」

そう言ったジュディに、シュートメが笑ってうなずいた。









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どうでもいい疑問

2018-09-09 17:15:06 | 日記
黒人の人たちの、アフロヘア。

みごとにフワフワに爆発しているが、顔がとても小さいので似合う。

職場で言葉をかわした人が、その見事なアフロだったので、褒めてみた。

この髪型は、実は手がかかるのだそうだ。

起き抜けはいびつになっているので、洗ってから空気を入れて膨らます。

なるほど。

しかし、とうとう本当に聞きたいことは聞けずじまいだった。



その、アフロに突き刺さっている櫛ですが、

それはいったい、なんのためなので???






これ、ね。

こうして櫛を突き刺して歩いている人を見たこともある。



その黒人の人のアフロにも、櫛が突き刺さっていた。

話をする間も、その櫛が気になって気になってしかたがない。

つい、目がそこに行くのを止めるのに苦労した。

気さくで優しそうだったから、よほど聞こうと思った。

でも、聞いた途端、気を悪くしたら・・・・

それで、とうとう聞けなかった。



ほんっとにどうでもいいけど、気になる。











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シュノーケリング

2018-09-08 08:00:50 | 日記
ノースショアでシュノーケルをした。

夏のノースショアは波が穏やかなので、

今週末行こう、と言いながら、ストームがあったり、他の予定が入ったり

風があったりして、結局9月になってしまった。

最後のシュノーケルは昨年8月のハワイ島だから1年ぶり。


友人と、その娘を誘って4人で出かけた。



ノースショアに行くのも、久しぶりだ。

私達が行くのは、スリー テーブル。

その名のとおり、テーブルのような岩が3つ並んでいるシュノーケルスポットだ。

その隣にある、シャークス コーブも時々行く。(シャークという名前がついてるがサメはいない)

「それはどこにあるの?」

と聞かれた時に、うまく答えられないのがハワイだ。

なぜなら、看板もサインも何もない。

海亀がくるので有名なビーチも、なんのサインもない。

たとえば職場でお客様に、海亀のビーチの場所を聞かれたら、

「ワイメアビーチパークのサインを過ぎて、3分半ぐらい走って、右側。

牧場が見えてきたら行き過ぎ」

そう説明するしかない。

スリーテーブルも、何の看板もないのに、人はなんとかしてやって来る。

三連休だったこともあって、朝8時台に着いたのに、けっこうな人がいた。


私はライフジャケットをつけて、夫の水着を握って海の中へ。

いかにも熱帯魚といった色の魚が、群れをなして泳いでいる。

フムフムヌクヌクアプアアも、いた。

お箸のような、ニードルフィッシュも、おいしそうなウニも。

1時間ほどいて、ハレイワの街に行く。




マツモトシェイブアイス


友人は、15年以上もハワイに住んでいて、マツモトのシェイブアイスを食べたことがないという。

私の同僚にも、ハワイ諸島の他の島に行ったことがない人が何人もいる。

そういう私も、静岡県民でありながら富士山に登ったことがない。

そんなものか。

私のシェイブアイスの定番は、まずレインボウ。それに小豆とアイスクリーム。

レインボウは食べているうちに、色がいろいろに変わっていくのがきれいで好きだ。

特に青と緑が混ざりつつある部分は、エメラルド色の水晶のようだ。



久しぶりに来たハレイワの街。

日本人の旅行者が増えたなァーー。

と言いつつ、私も友人も、変わってしまった街をキョロキョロしながら歩き、

旅行者よりもずっと旅行者に見えただろう。



次にシュノーケルをするときは、ライフジャケットなしでもいいかも・・

・・・って、今そう思うだけなんだけど。














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