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(開設2015年1月1日)

本日の到着キット(2021-1)「ミクロミル1/350 川西 KX-03 飛行艇」

2021年01月09日 21時38分00秒 | 趣味
お寒うございます。🥶 この冬一番の寒波と言う事で、当地でも小雪がぱらつくほど冷え込んでいますが、そんな寒い日に今年最初のキットが到着しました。去年11月に予約したキットですが、そろそろ年末に予約したキットの入荷が始まったようです。予約中のキットはまだいくつかありますが、今年になってからの新規予約は今の所ありません。

今年最初に届いたキットはまさかのキットとなりました。

記憶に新しいと思いますが、去年12月の拙ブログのヘッダー画像に使用していた「ミクロミル1/350 川西 KX-03 飛行艇」です。スケールの1/350と言うのはタイプミスではありませんし、ましてや1/72や1/48でもありません。つまりそれ程巨大な飛行機だと言う事です。1/350とは言え、完成すると、全長約464㎜、全幅約513㎜となる大きなキットです。

箱を開けた状態で写した画像ですが、パーツは一纏めで袋に封印されています。モールドやパーツの成型はいかにも簡イキットその物の雰囲気が漂っており、ややだるい感じがします。

説明書と透明パーツ、それにエッチングパーツ、デカールはもう一方の袋に封印されていますが、説明書を封印するのは以前からも言ってる通り、やめて欲しいですね。製作開始まで開封したくないと言う気持ちが分かんないんですかね?

上の袋の反対面です。辛うじて塗装図が見えますが、デカールは見えません。プロペラはエッチングパーツです。

これだけでは良く分からないと思って、某ネットショップサイトのHPを覗いていたら、キットの紹介ページがあったので、そこから画像を拝借しました。一部加工していますが、パーツの詳細などがお分かりになると思います。

完成写真です。ドーリーなどは用意されていないようで、左翼フロートは接地状態のように見えるのですが、見間違いですかね? もしそうなら、何かしらの展示台が必要になるかもしれないですね。

以下、開封した状態でのパーツ群です。






パーツ数はそれ程多いとは感じませんが、エンジン部分を12個作るのは同じ作業の繰り返しになるので、ちょっとウンザリ感があるかも? この画像からでもやはり簡イ感が伝わって来ますね。

塗装図です。当然のことながら、全くのでっち上げです。実体が存在しないし、もし存在したとしてもこう言うマーキングにはならなかったと思います。また完成写真と塗装図とを見比べると、かなり違っている点が散見出来ますね。

川西 KX-03 飛行艇の存在は、所有している「もしも☆WEAPON」と言う本(下の画像)に掲載されていて知っていましたが、この本の存在をミクロミルの社員さんは知っていたんですかね? 



最後にKX-03 飛行艇について、キットの紹介記事をコピペしたものを貼っておきます。

「KX-03は大日本帝国海軍の要望を受けて川西航空機が研究した超大型飛行艇です(実機は製作されませんでした)。
1943年初頭に海軍は川西航空機に対し500t飛行艇の技術的実現性の有無についての研究を要請し、これを受けた川西は竹内為信技師をチームリーダー、菊原静男技師を統括協力者としてKX-03の研究を開始しました。
500t主翼を設計して主翼構造重量を算出するとともに有望な形式の艇体を設計し、風洞実験と水槽実験によって航続力などのデータを確認しました。
KX-03の全幅は180mに達しており、1個大隊分の兵員を輸送することが可能とされていました。
主翼は一部木製でエンジンはすべて主翼上面にパイロンを用いて搭載されており、第2陸軍航空技術研究所が開発を進めていた「ネ201」ターボプロップエンジンを主動力に、三菱重工業製の「ネ330」ターボジェットエンジンを補助動力にする形でした。」

…と書かれていますが、奇想天外な兵器としか思えません。まさかこんな架空機が3Dのキットとなって令和の時代に登場するとは誰が予想したでしょうか? 架空機大好きの私としては嬉しいキットですし、まだまだ架空機ネタは尽きないみたいで、これから先、どんなトンデモキットが登場するのか目が離せません。👀