今日は朝から雨が降り続き、ようやく梅雨らしい風情となって来ました。雨の季節は早く過ぎ去って欲しいと思いますが、やはり梅雨は梅雨らしくあって欲しいと思いますね。蒸し暑いのだけは好きじゃありませんが…。
そんな雨の中、予約していたキットが届きましたので、紹介しておきます。普段は入荷日が確定したと言うメールが届いた後に発送メールが届くのですが、いきなり発送メールが届いたので驚きました。
今朝届いたキットは「アミュージングホビー1/48ヴェーザーフルーク P.1003/1」です。今年3月に予約しましたが、一時発売日未定になってしまったキットで、未定のままいきなり届きました。😲 SA誌の今月号でも紹介されています。アミュージングホビー1/48の飛行機キットとしては、以前紹介したトリープフリューゲルに継ぐ約2年振りの飛行機キットになります。
基本パーツはこれだけです。(画像は某サイトから拝借)思った以上に少なく感じますし、機体の大きさも予想していたよりも小さく感じます。
キャノピーとデカールです。キャノピーの透明度は良好ですが、窓枠のモールドがややごつい気がします。デカールには分割ハーケンクロイツがプリントされていますが、多分使わないと思います。
マーキングは3種類。いかにも実機が存在していたかのようなマーキングとなっていますが、全て架空マーキングです。塗料はアモが指定されています。アミュージングホビー最大の欠点は、組立図に細部の塗装指示が全く表示されていない点で、これはこのキットにも当てはまります。以前は塗装図すら描かれていませんでしたが、最近は塗装図だけは掲載されるようになっています。製作するのはベテランモデラーばかりではありませんし、ビギナーさんの為にも是非ここは改善して貰いたいですね。いくらキットが良く出来ていたとしても、こう言う点でマイナス点があるようでは初心者にお薦めするのは難しいように思います。自分で調べるのが楽しいと言うモデラーさんもいるかもしれませんが…。(輸入代理店はユナイテッドジャパンですので、進言してみましょうかね?)
で、いつものようにヴェーザーフルーク P.1003/1についての機体解説です。(キット紹介サイトからの引用です。)
ヴェーザーフルーク P.1003は、1938年にドイツのヴェーザー・フルークツォイクバウによって設計された複座式垂直離着陸機です。
軍用のティルトローター機に興味を示したドイツ航空省の支持を受け、アドルフ・ロールバッハ工学博士を主任設計者として本機は開発されました。
この機体の最も特徴的な部分は、両主翼半ばから翼を90度回転させプロペラを真上にして、ヘリコプターと同様の方法で垂直離陸し、離陸後は徐々に回転させた主翼を水平状態に戻して前方への推進力を確保しました。
直径4メートルの巨大なプロペラのクリアランスを確保する為に主翼は高翼式で、コックピット背部に搭載された1基のダイムラー・ベンツ DB600系エンジンによって稼働し、吸気は機首下部のエアインテイクから行われました。
降着装置は胴体格納式、コックピットはタンデム配置にされた前後座席に2名の搭乗が可能でした。
P.1003は斬新なコンセプトで設計された機体でしたが、1基のエンジンで両翼端のプロペラを稼働させる複雑な動力伝達機構の開発に目処が立たず、試作機を制作することなく計画で終わりました。
[性能諸元]
全長:8.3メートル
全高:3.1メートル
胴体幅:1.15メートル
降脚装置幅:2メートル
プロペラ径:4メートル
最高速度:時速650km
飛行重量:2000kg
上のように紹介されている事から、P.1003/1の/1と言うサブタイプはメーカーがでっち上げたものと思いますが、ドイツ版オスプレイとも言えるこのようなVTOL機が80年以上も前に計画されていたとは、当時のドイツ人の先見性には今更ながら驚かされますね。
アミュージングホビーからはこの後ドイツの計画機Me262HGⅢ、Ju187がキット化されるようで、ドイツ機ファンとしては嬉しいですが、また2年以上待たされるかも? Ju352出してくれませんかね?
今日は研三の製作記をアップしようと思っていましたが、突然のキット到着で予定変更となりました。研三はサフ吹き直前となっています。(雨で塗装出来ません。)
そんな雨の中、予約していたキットが届きましたので、紹介しておきます。普段は入荷日が確定したと言うメールが届いた後に発送メールが届くのですが、いきなり発送メールが届いたので驚きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e9/b32b3c4712aefb02488c9d1c5ec2f608.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/99/32ecf8df1bba86b607e46f405e93e824.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/74/36160fddc1de9f485b7d8484eb88505c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/99/4bc9af432b61df45934253236ec570bf.jpg)
で、いつものようにヴェーザーフルーク P.1003/1についての機体解説です。(キット紹介サイトからの引用です。)
ヴェーザーフルーク P.1003は、1938年にドイツのヴェーザー・フルークツォイクバウによって設計された複座式垂直離着陸機です。
軍用のティルトローター機に興味を示したドイツ航空省の支持を受け、アドルフ・ロールバッハ工学博士を主任設計者として本機は開発されました。
この機体の最も特徴的な部分は、両主翼半ばから翼を90度回転させプロペラを真上にして、ヘリコプターと同様の方法で垂直離陸し、離陸後は徐々に回転させた主翼を水平状態に戻して前方への推進力を確保しました。
直径4メートルの巨大なプロペラのクリアランスを確保する為に主翼は高翼式で、コックピット背部に搭載された1基のダイムラー・ベンツ DB600系エンジンによって稼働し、吸気は機首下部のエアインテイクから行われました。
降着装置は胴体格納式、コックピットはタンデム配置にされた前後座席に2名の搭乗が可能でした。
P.1003は斬新なコンセプトで設計された機体でしたが、1基のエンジンで両翼端のプロペラを稼働させる複雑な動力伝達機構の開発に目処が立たず、試作機を制作することなく計画で終わりました。
[性能諸元]
全長:8.3メートル
全高:3.1メートル
胴体幅:1.15メートル
降脚装置幅:2メートル
プロペラ径:4メートル
最高速度:時速650km
飛行重量:2000kg
上のように紹介されている事から、P.1003/1の/1と言うサブタイプはメーカーがでっち上げたものと思いますが、ドイツ版オスプレイとも言えるこのようなVTOL機が80年以上も前に計画されていたとは、当時のドイツ人の先見性には今更ながら驚かされますね。
アミュージングホビーからはこの後ドイツの計画機Me262HGⅢ、Ju187がキット化されるようで、ドイツ機ファンとしては嬉しいですが、また2年以上待たされるかも? Ju352出してくれませんかね?
今日は研三の製作記をアップしようと思っていましたが、突然のキット到着で予定変更となりました。研三はサフ吹き直前となっています。(雨で塗装出来ません。)