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(開設2015年1月1日)

AZモデル1/72 川崎Ki-78 研三 製作記 #1

2021年06月06日 20時21分30秒 | AZモデル1/72研三製作記
6月に入りあまりスッキリしない天気が続いていますが、関東方面はまだ梅雨入りしていないんですよね? こちらは観測史上最速の梅雨入りでしたが、今年の梅雨は何だか変則的な梅雨のようです。

抜歯の方も無事終わり、気分一新で新たなキットの製作に入りました。(歯医者通いはまだ当分続きます。)

今年は”作った事のないメーカーのキットを優先して製作する”と言う年頭の目標に則り、ペガサスホビー、アミュージングホビー、ブレンガンと来て、前作だけマイローテーションでタミヤとなってしまいましたが、今作から再び初体験となるメーカーのキットに復帰です。AFVキットの次は飛行機キットと決めているので、そこから選択したのが「AZモデル1/72 川崎 Ki-78 研三」です。(飛行機キットの製作ローテは、1/72の次は1/48クラス、日本機⇒ドイツ機⇒それ以外の順番となっています。)

いつ購入したのか覚えていない古いAZモデルのキットです。何度か再販されているし、if仕様のキットもありましたが、現在は入手困難になっているようです。 パッケージに2in1と表記されているように、2キット分のパーツが入っています。

「研三」について、私があれこれ言う必要はないと思いますが、簡単に紹介すると、東京帝国大学航空研究所(航研)が基本設計し、川崎航空機が製造した日本陸軍の高速研究機で、最高速度700km/hに挑んだ飛行機です。テスト飛行で699.9km/hを達成しています。(⇩にテスト飛行時の映像が残っています。)



同じパーツとデカールが2キット分入っています。キャノピーはインジェクションパーツで、透明度も良好です。

マーキングは2種類。動画にあるのが左側のものですね。右のオレンジ色ですが、これが本当かどうかは疑問が残ります。近年発売されたプラッツのレジン製キット(未入手)では、オレンジではなくグレーとなっています。⇩の動画に登場する白黒画像からではグレーと言われてもそうかも?と思わなくもないのですが、今作はキットの指定通り、シルバーとオレンジの2種類で仕上げます。




主翼は一枚物のムクとなっています。簡イキットですので、合わせに問題がないか確認してみましたが、主翼と胴体との接合部は少々隙間が生じるので、パテの使用は避けられそうにありません。

飛行機キットのセオリー通り、コクピットから製作開始です。コクピットは床とシートだけしか用意されていなくて、操縦桿は自作しろと書かれているので、真鍮パイプでそれらしく自作してセットしました。クリップで挟んでいるのがコクピットパーツです。コクピット内は青竹色指定ですが、正しいのかどうかの判断は分かりません。シートベルトの形状も不明ですが、シートにはシートベルトを取り付けようと思いストックから適当に見繕う事にしています。川崎系のシートベルトで良いんですかね?

こちらが説明書。簡イキット然とした内容の説明書ですが、ちゃんと塗装指示が表記されているのは嬉しいですね。それが合っているかどうかは別ですが…😅

研三のインジェクションキットとしてはこのキットが初キットで、その後、少々期間を経てプラッツから1/72のフルレジンキットが登場しましたが、レジンキットと言うこともあってかあまり一般には受け入れられなかったように思います。過去には同じようなレジン製キット(ガレージキット)もあり、私もどこかに積んでいる可能性もあるのですが、所在は不明です。1/48キットもあったようななかったような…? この辺、もなたろう氏がお詳しいかと…。 蛇足ではありますが、ネットで「研三」で検索するとRSモデルのキットが存在しているかのような画像がヒットする事がありますが、恐らくAZモデルと混同されているものと思います。RSモデルからは研三のキットは出ていません。(出てたら買ってたでしょうしね。)

それでは今日はこれで…。

十字から士の字を目指して、その2に続きます。