各地で不純な天気が続いているし、コロナの第7波もちょっと心配ですが、皆さんお変わりございませんでしょうか?
酷暑と湿気に悩まされながらも、B-36Bはデカール貼りがやっと終わりました。最後の最後にちょっとしたアクシデントがありましたが、それも含めての報告となります。
全体の塗装が終わり、デカール貼りに移りましたが、ローデンのデカールのイメージは”硬くて割れやすい”と言う既成概念のようなものがあり、手こずるのをある意味覚悟していたのですが、このキットのデカールはその概念を根本から覆す非常に上質で貼り易いデカールに生まれ変わっていました。とは言え、全てが順調に行くことはなく、上にも書いたように、最後に少々手こずることになりました。(前振りが長くてすみません。いつもの事ですが…😅)
デカール貼りも最終段階に入りもう少しで終わりやぁ!と思っていた所に思わぬ落とし穴が…。エンジンナセルにあるウォークウェイラインが、ナセル後端にある赤丸で囲ったパーツに一部かかってしまうのです。実はその前に左側のナセルにデカールを貼って、なんかちょっとヘンだなと感じてはいたんですが、まぁええか!って事でそのまま右側を貼ろうとしたんですが、やっとこの時にこのことに気付いて、慌てて左側に貼ったデカールを剥がしました。乾燥前で良かったと一安心したのですが、これがあとで面倒なことを引き起こすことになろうとは、この時は全く予期していませんでした。なお、デカール軟化剤はクレオスのMr.マークセッター以外使用していません。
この赤丸で囲んだパーツを先に接着してしまうと、プロペラの回転ができなくなってしまうので、後付けする事にしていたのですが、さぁ、どうするか!と考えた末、タミヤのクラフトボンドで仮付けすることにしました。デカール貼りが終わってから、カットして取り外します。
インストとデカールです。鉛筆で〇した部分のデカールが、下段の赤で囲んだデカールになりますが、どこに貼って良いのか分からず、実機画像を確認しても確認出来なかったので、オミットすることにしました。恐らくエンジンナンバーだと思います。(デカールは4からになっていますが、1~6まで揃っています。)その隣にある18R・Lのデカールも貼っていません。更にもう1枚、インストに番号表示されていないデカール(画像なし)があって、これも貼っていません。
タミヤのクラフトボンドで、ナセル後端のパーツを仮付けしました。写真は右側ですが、左側もくっ付けています。合いはあまり良くありません。デカールのニス部分がちょっと目立っていますね。
クラフトボンドの乾燥を待って、デカールを貼りましたが、ご覧のようにサイズが合いません。画像にある歯ブラシとデカールの台紙、それにドライブラシ用の筆、これが意味するのは…??
デカールをカットして長さを調整しました。乾燥前に写したのでちょっとズレが生じていますが、あとで修正しています。最終的に後部パーツはデカールをカットして一旦取り外します。右側は取り敢えずこれで終了です。
ここで上の画像にある歯ブラシとデカールの台紙、それにドライブラシ用の筆についての説明です。ミスに気付いて慌てて剥がした左側のデカールを元の台紙の上に戻していたのですが、貼り直しの時に水に浸けてもなぜかデカールが浮いて来ません。60℃近いお湯に浸けたらどうだろうと思ってやってみても浮いて来ないので、こりゃもうアカンかもしれへんなとの気持ちになりましたが、フィルムの一部がピンセットで摘まめる状態だったので、ちょっと強引に引き剝がしてみました。(破れなくて良かった!昔の同社のデカールでは恐らく割れていたはず?) 引き剥がした結果が画像にある台紙です。(赤の矢印) なんと、台紙の青い部分と一緒に剥がれてしまったのです。なので、台紙の一部が白くなっています。と言う事は、青い部分がデカールに貼り付いていると言うことで、そのままでは使用できません。この青い部分を除去できないかと思い、まずは歯ブラシでゴシゴシしてみましたが、効果なし。だったらと持ち出したのが殆ど使用していないドライブラシ用の筆で、これで少しずつお湯で濡らしながら擦ってみた所、ちょっと時間はかかりましたが、使用できる状態まで青い部分を除去する事ができました。言い換えればそれだけの力技にも耐えられるデカールと言う事になります。
一部オミットしたデカールはありますが、一応デカール貼りが完了しました。ニス部分が少々目立つので、デカールを十分乾燥させてから水性の半艶クリアプレミアムを軽く吹こうと思っています。これによってシルバーがどう変化するか気になる所ですが、試し吹きを行なってから判断する予定です。
下面です。左主翼下面の機番「BM-033」の位置が実機に比べるとちょっと異なっているようにも見えるのですが、ここはインストに従いました。
前脚庫内にもご覧のようなデカールを貼りました。塗装した部分とちょっと色合いが異なりますが、覗かないと見えないので、これで良いでしょう。前脚柱は金属パーツを介して補強する事にしています。かなりの重量がありますからね。機首にある黄色のデカールは赤が正解のようですが、そのまま貼りました。
水平尾翼を仮組みしました。デカールが乾燥したら本付けしてクリア掛けする予定ですが、判断は上に書いた通りです。まだどうするか決まっていません。
最後に、このキット(モノグラムのキットも)最大の欠点(と言うかミス)が分かる証拠画像を載せて置きますので、どこがおかしいか分かりますか?
完成までもう暫くかかりますが、今月中には何とか完成させたいと思っています。この後、最後の試練は主脚の取り付けになりそうで、パーツを落とし込んだら取り出し不可能です。
それでは、次回をお楽しみに! ここまでご覧頂きありがとうございました。
PS:ん?これは…。
←次期作です。何だか分かりますか! 正解者には豪華景品を用意(しようかな?)😉
酷暑と湿気に悩まされながらも、B-36Bはデカール貼りがやっと終わりました。最後の最後にちょっとしたアクシデントがありましたが、それも含めての報告となります。
全体の塗装が終わり、デカール貼りに移りましたが、ローデンのデカールのイメージは”硬くて割れやすい”と言う既成概念のようなものがあり、手こずるのをある意味覚悟していたのですが、このキットのデカールはその概念を根本から覆す非常に上質で貼り易いデカールに生まれ変わっていました。とは言え、全てが順調に行くことはなく、上にも書いたように、最後に少々手こずることになりました。(前振りが長くてすみません。いつもの事ですが…😅)
デカール貼りも最終段階に入りもう少しで終わりやぁ!と思っていた所に思わぬ落とし穴が…。エンジンナセルにあるウォークウェイラインが、ナセル後端にある赤丸で囲ったパーツに一部かかってしまうのです。実はその前に左側のナセルにデカールを貼って、なんかちょっとヘンだなと感じてはいたんですが、まぁええか!って事でそのまま右側を貼ろうとしたんですが、やっとこの時にこのことに気付いて、慌てて左側に貼ったデカールを剥がしました。乾燥前で良かったと一安心したのですが、これがあとで面倒なことを引き起こすことになろうとは、この時は全く予期していませんでした。なお、デカール軟化剤はクレオスのMr.マークセッター以外使用していません。
この赤丸で囲んだパーツを先に接着してしまうと、プロペラの回転ができなくなってしまうので、後付けする事にしていたのですが、さぁ、どうするか!と考えた末、タミヤのクラフトボンドで仮付けすることにしました。デカール貼りが終わってから、カットして取り外します。
タミヤのクラフトボンドで、ナセル後端のパーツを仮付けしました。写真は右側ですが、左側もくっ付けています。合いはあまり良くありません。デカールのニス部分がちょっと目立っていますね。
クラフトボンドの乾燥を待って、デカールを貼りましたが、ご覧のようにサイズが合いません。画像にある歯ブラシとデカールの台紙、それにドライブラシ用の筆、これが意味するのは…??
デカールをカットして長さを調整しました。乾燥前に写したのでちょっとズレが生じていますが、あとで修正しています。最終的に後部パーツはデカールをカットして一旦取り外します。右側は取り敢えずこれで終了です。
ここで上の画像にある歯ブラシとデカールの台紙、それにドライブラシ用の筆についての説明です。ミスに気付いて慌てて剥がした左側のデカールを元の台紙の上に戻していたのですが、貼り直しの時に水に浸けてもなぜかデカールが浮いて来ません。60℃近いお湯に浸けたらどうだろうと思ってやってみても浮いて来ないので、こりゃもうアカンかもしれへんなとの気持ちになりましたが、フィルムの一部がピンセットで摘まめる状態だったので、ちょっと強引に引き剝がしてみました。(破れなくて良かった!昔の同社のデカールでは恐らく割れていたはず?) 引き剥がした結果が画像にある台紙です。(赤の矢印) なんと、台紙の青い部分と一緒に剥がれてしまったのです。なので、台紙の一部が白くなっています。と言う事は、青い部分がデカールに貼り付いていると言うことで、そのままでは使用できません。この青い部分を除去できないかと思い、まずは歯ブラシでゴシゴシしてみましたが、効果なし。だったらと持ち出したのが殆ど使用していないドライブラシ用の筆で、これで少しずつお湯で濡らしながら擦ってみた所、ちょっと時間はかかりましたが、使用できる状態まで青い部分を除去する事ができました。言い換えればそれだけの力技にも耐えられるデカールと言う事になります。
下面です。左主翼下面の機番「BM-033」の位置が実機に比べるとちょっと異なっているようにも見えるのですが、ここはインストに従いました。
前脚庫内にもご覧のようなデカールを貼りました。塗装した部分とちょっと色合いが異なりますが、覗かないと見えないので、これで良いでしょう。前脚柱は金属パーツを介して補強する事にしています。かなりの重量がありますからね。機首にある黄色のデカールは赤が正解のようですが、そのまま貼りました。
最後に、このキット(モノグラムのキットも)最大の欠点(と言うかミス)が分かる証拠画像を載せて置きますので、どこがおかしいか分かりますか?
完成までもう暫くかかりますが、今月中には何とか完成させたいと思っています。この後、最後の試練は主脚の取り付けになりそうで、パーツを落とし込んだら取り出し不可能です。
それでは、次回をお楽しみに! ここまでご覧頂きありがとうございました。
完成目指して、その7に続く。
PS:ん?これは…。
←次期作です。何だか分かりますか! 正解者には豪華景品を用意(しようかな?)😉