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(開設2015年1月1日)

ハセガワ1/48 零戦22型(甲) 製作記 その3 塗装

2022年04月28日 22時03分30秒 | ハセガワ1/48零戦22型製作記
今月中の完成を目標に製作を続けて来た零戦22型ですが、どうやらその目標達成は困難な状況となってしまいました。何が何でもと言う事でもないし、あくまでもモチベ維持のための目標でしたので、気にしていません。明日から巷ではGWですが、今の所どこにも行く予定はないので、模型作りに勤しもうと思います。😄

前回、サフ吹きまで終わっていましたが、今回は塗装編となります。


味方識別帯のオレンジ(ソリッドカラーで自作)を吹いてから、日の丸などの赤を塗装する為の下地を吹きました。今まで白で下地を作っていましたが、クラキン殿からピンクが良いよ!と教えて頂いていたので、初めてピンク下地としました。Mr.カラー63番に少し白を加えたものを吹いています。白サフ地に白を吹くと、塗料の判別が難しく感じますが、ピンクだとよく分かって良いですね。吹き忘れがあるのですが、お分かりでしょうか? ヒロシ殿からはオキサイドレッドも良いと言うのを聞いており、先日、ガイアのオキサイドレッドをゲットしました。次に赤を吹く時に試用してみようと思っています。


オレンジ部分をマスキング後、赤(Mr.カラー3番)を吹いたのですが、先にも書いたように、ここで下地を一部塗装していないのに気付きました。どこだか分かりまね。


忘れていた部分にピンクを吹き、赤を吹いてから赤部分をマスキングして、脚庫に青竹色(Mr.カラー57番)を吹きました。


そして、シャドウの黒(タミヤラッカーLP-5 セミグロスブラック)をパネルラインに沿って吹きました。脚庫はひっつきむしを充填しています。

下面をMr.カラー35番明灰白色(三菱系)で塗装しました。スケールエフェクトなんちゅうのは全く考慮しておらず、瓶生のまま吹いています。生が一番!🍻なんのこっちゃ(^^;)

続いてキャノピーのマスキングに入ります。今回はマスキング販売の紙製のものを使用することにしました。探照堂の樹脂製の物は過去に他のキットで使用経験ありますが、マスキング販売の物は今回が初使用です。3キット分200円をどう見るかですが、個人的にはお得だと思います。

マスキング完了しました。やや粘着力が強い感じがしますが、その分、時間経過で捲れて来るとかって事は少ないと思います。形が合わないと言う事はありませんが、若干の位置合わせ時の調整は必要のようです。ハセガワのキャノピーの窓枠ってスジボリ(しかも浅い)だけなので、自分でマステなどでチマチマ苦労してマスキングする事を考えると、こう言う市販品を使うのもありだと思います。とにかく、零戦(だけじゃないけど)の窓枠のマスキングって面倒! 本当はメーカーの方で、キット同梱がベストだと思います。

上面の塗装に備えて下面をマスキングしました。ここからマステの大量消費開始です。今回は全てマステでマスキングしました。(紙と併用しても大して使用量は変わんないですよね。)

木工ボンドでキャノピーを本体に仮付けして、コクピット色(Mr.カラー126番)を吹きました。本体とのフィット感はグッドです。👍

上面にMr.カラー124番暗緑色(三菱系)を意図的にムラになるよう意識して吹きましたが、この暗緑色ってどうもイメージとは違う気がします。もう少し、グラデーション塗装しようかとも思いましたが、早く完成させたい気持ちが強くて、このまま進めることにしました。


そして、ついにメインイベントのドキドキタイムです。この瞬間が一番緊張する瞬間ですね。一部を除いてマスキングを除去しました。おぅ!いい感じやんけ!! 日の丸はじめ赤部分に塗料滲みもないし…と喜び勇んで、キャノピーを取り外すと言う大チョンボをしでかしてしまいました。😭

しかもマスキングまで剥がすと言う、暴挙まで! 取りあえず窓枠塗装の確認だけはできました。最後にクリア掛けするので、もう一度マスキングしなくてはいけませんね。トホホ…。

塗装後の状態を確認するとやはり修正箇所は存在するもので、下面の味方識別帯の幅が左右で若干異なっていたり、主翼上下面の塗り分けラインが不揃いだったり、一番気になったのは、胴体後部の塗り分けラインの形状です。


写真がピンボケで申し訳ありませんが、塗り分けラインが納得できません。ボケ具合もいい感じなんですが、右側は塗装不良もあるので、修正することにしました。


こちらが修正した写真ですが、修整前と違っているのがお分かりでしょうか? ラインのボケは消えてしまいましたが、自分で納得のラインとなりました。他の修正も含め、結構時間かかってしまいました。

修正完了後の写真を撮り忘れてしまいましたが、一応これで全体の基本塗装が完了しました。この後、デカールを貼り、ウェザリングと進みますが、今回はハゲチョロはしないで、軽いウェザリングで綺麗に仕上げようと思っています。

ちょっと長くなりましたが、塗装編を一気に纏めてアップしたいと思っていたので、ご了承下さい。アップまでの期間も空いてしまったのもこれが理由です。次はデカール貼りとなります。

完成目指して、その4へ続く。



12 コメント

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Unknown (hajime)
2022-04-29 12:52:31
機体の側面で塗り分けがある時は、水平尾翼は取り付けないで塗装するのですね。
写真を拝見して納得しましたが、自分はこのことに気づきませんでした。
勉強になりました。ありがとうございます。
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Unknown (クラキン)
2022-04-29 18:26:28
やはり塗装のマーキングは良いですね。
デカールには無い味が出ます。
ピンク下地を思い出して頂いて光栄です。
上下の塗り分けラインの修正も流石にお見事です。 全く不自然さが無いです。
ここから先の仕上げも楽しみです。
私もマスキング販売さんで出ていればそちらを使うようにしています。
品質に問題がないので、あのお値段の安さは魅力です。
マスキング販売さんで出していない場合は探照堂さんのを使います。
品揃えは探照堂が圧倒的に多いですね。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-04-29 19:26:24
hajime殿、コメントありがとうございます。
水平尾翼の取り付けですが、先に接着してしまう場合もあります。このハセガワのキットは、隙間や段差が生じないし、塗り分けラインが水平尾翼からフィレットにかけてカーブを描くような塗り分けと言う事もあり、マスキングを考慮して後付けにしました。嵌合がユルユルなのが難点で、接着時は接着剤がはみ出さないよう注意する必要がありますね。大きな隙間や段差が生じる簡イキットなんかの場合は、修正が必要になりますので、先に接着してしまいます。臨機応変にって所ですね。参考になれば幸いです。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-04-29 19:57:49
クラキン殿、コメントありがとうございます。
今日は弟嫁と義父の四十九日法要が重なり、ほぼ1日家を留守にしていましたので、模型作りはできませんでした。まさか、同じ日になるとは思ってもいませんでしたが、亡くなった日がほぼ同じなので、これからもこういう事が起こり得る可能性がありますね。雨の日の法要となりました。
それはさておき、零戦22型はやっと本体の基本塗装が完了しました。キットのデカールが劣化していて使えなさそうなので、日の丸などは塗装にしました。貴殿推奨のピンクで下地塗装しましたが、綺麗に仕上がりました。
上下の塗り分けラインは、最初の状態で妥協しようかとも思ったのですが、どうも気になって修正する事にしました。結果、修正して良かったと思っています。
キャノピーのマスキングですが、ハセガワのキャノピーのマスキングはかなりの高難度です。窓枠のモールドがスジボリ(しかも繊細で見え難い)だけなので、マステで型取りするのも無理があります。日の丸航空隊殿のように、メタルックを駆使してマスキングされていらっしゃる達人もいますが、私にはそういう芸当はやはり無理っぽい(試したことあります)ので、だったら市販品を使うのもありやろ!と言う事で、今回、マスキング販売の紙製の物を使ってみました。(探照堂さんの樹脂製の物も使った事あります。) 面倒なマスキング作業を軽減してくれるアイテムで重宝しますが、中には多少ずれが生じるのもあるようで、調整しながら使用する必要がありそうです。今回のマスキング販売の紙製の物も若干のずれがありましたが、うまく調整できて良かったと思っています。
実機写真を見ても、ハゲチョロ状態ではないので、仕上げは軽くウェザリングした状態にしようと思っています。
GWは今の所、どこにも行く予定はないので、零戦の完成を目指したいと思っています。
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Unknown (はつたか)
2022-04-30 08:58:11
おはようございます。
きれいな塗装でお見事!
キャノピーも漏れも無く、綺麗ですね。
流石でございますね。
市販マスキング材、使えば時短とストレス軽減になって良いと思います。
買ってから使えないとなれば、ガックリ来ますが(笑)
それと失礼ですが、お気を悪くされませんよう・・
22甲型の胴体後部の塗り分けですが、斜めに上がらず直線ではないでしょうか?
三菱製の52型と同じと思います。
それとも、新資料によると・・でしょうか?
この塗り方がお好きとか?
失礼ありましたら、お許しください。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-04-30 10:01:46
はつたか殿、おはようございます。いつもありがとうございます。
≻きれいな塗装でお見事!
キャノピーも漏れも無く、綺麗ですね。
流石でございますね。⇒進歩のない塗装ですが、こう言って頂けて光栄です。この三菱系の暗緑色ってちょっと違和感あるんですけど、瓶生のまま塗装しました。過去のMr.カラーのイメージがすり込まれてしまっているんでしょうかね?
市販マスキングは、中には、えっ?使えへんやんってのも存在しますが、今回は問題なく使用できました。窓枠塗装は無事に終了しましたが、ちょっと勇み足でクリア掛け前にマスキングはがしてしまいました。😅 もう一度マスキングしなくっちゃ!です。
胴体後部の塗り分けについてですが、ご意見ありがとうございます。気分を害するなんてことは微塵もございません。それどころか、こう言うアドバイス的なコメントを頂けること自体嬉しく感じています。
で、塗り分けですが、参考にしたのは製作記その1で紹介している第261航空隊(虎部隊)のデカールに入っている塗装図です。白枠で囲んでいる上側(全図では上から3段目)のマーキングで仕上げる事にしているのですが、その塗装図では今回の塗装のような塗り分けとなっています。実機画像を探しても見付からなかったのですが、同じ虎部隊所属の機体の実機画像は、世傑などで見る事ができます。全図上から4段目のマーキングの機体は、タミヤ1/48完成キットに採用されている塗装で、この実機画像は良く見かけますね。
胴体の日の丸は、白縁のない赤だけのもので、塗装も楽だと思いこちらを選択しました。
アドバイス頂き、感謝申し上げます。ありがとうございました。
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Unknown (ヒロシ)
2022-05-02 00:29:07
零戦は一気に機体の塗装まで進んだんですね。
左右の塗分けの違いを修正したりと、若干のリカバリーはあったようですが、無事終了して良かったですね。
キャノピーのマスキングを剥がしてしまったのはご愛敬ですね(笑)
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-05-02 09:58:57
ヒロシ殿、おはようございます。
製作記のアップが前回から少し期間が空いてしまいましたが、塗装工程を纏めてアップしたかったからと言うのが理由です。
全体塗装は比較的うまく行きましたが、少し修正する部分や、ちょっと気に入らない個所があったりして、その調整(修正)に少々時間がかかってしまいました。キャノピーのマスキング除去は勇み足となりましたが、再度マスキングしてクリア掛けに備えようと思います。
現在、デカール貼りがほぼ終わった状態となっていますが、1枚ミスってしまった所があります。これらに関しては次回報告させていただきますので、お待ち下さい。少しずつですが、完成が近付きつつあります。
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Unknown (日の丸航空隊)
2022-05-04 07:40:40
おはようございます。(^^)/

ご無沙汰してしまい申し訳ありません。<(_ _)>

零戦22型の塗装ですね。
日の丸の下地にピンクは面白いですね。
白より赤の発色は綺麗になりますね。
22型で、中島製の塗装である尾部の塗り分けが持ち上がっているのも珍しいですね。
おそらく、現地改修の機体でしょうね。
ラインの修正も綺麗にいきましたね。(^^)
キャノピーのマスキング剥がしは、ちょっと焦りましたか?(^^)
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-05-04 11:03:29
日の丸航空隊殿、こんにちは。コメントありがとうございます。
赤の下地にピンクと言うのはクラキン殿から教えて頂き、今回初めて実践してみました。白サフに白下地では塗装した部分が見辛いですが、ピンクだとよく分かっていいですね。ヒロシ殿からは、オキサイドレッドも良いと聞いていますので、機会があれば試して見ようと思っています。
この虎部隊の22型甲って、中島謹製なんですよね? ですので、塗装もMr.カラー15番にしようか迷ったんですが、説明書では124番と指示されていたので、その通りにしました。色合いも含め、若干の違和感があります。まぁ、それほど考証派でもないので、このまま素組みで完成目指します。(ピトー管だけは破損対策として金属製に変更しようと思っています。)
塗り分けラインは、最初のままで妥協しようかとも思ったのですが、どうも気になり修正しました。貴殿からお墨付きを頂き嬉しく思います。
キャノピーのマスキング除去は仰る通り、勇み足です。😅 先日、再度マスキングして本体に仮付けしました。
完成までもうあと少しですが、孫が遊びに来ており、孫相手の時間に忙殺されています😂
PS.96式装輪装甲車の完成おめでとうございます。貴殿の陸自愛満載の素晴らしい作品になりましたね。こちらでお祝いコメントとさせて頂く失礼をお許しください。お疲れ様でした。
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