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(開設2015年1月1日)

ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その11 塗装編1「ひっつきむしがない!」

2020年06月27日 23時48分00秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
先日はみっともない画像をアップしてしまいましたが、ブロ友諸氏から沢山の心温まるお見舞いコメントのお蔭で、足の腫れも痛みもだいぶ和らいで来ました。コメント頂いた皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。 まだ完治した訳ではなく、若干の腫れと痛みは残っていますが、時間の経過と共に快方に向かっていますので、7月1日の再診で完治報告出来ると思います。美人の女医さんとはお別れなのがちょっとつらい!←オイオイ

思わぬ負傷で仕事に行けなくなってしまいまいましたが、その間を利用して61式の製作を進める事にしました。組立ての方は一応完了し、塗装出来る状態になっていたので、今回からは塗装編と言う事になります。

▲サフ吹き前にパーツの確認を行ない、マスキングを施しました。改修型の方は、サーチライト部分が塗装後の取付けになる関係上、ご覧のような状態でサフ吹きします。左が改修型で、右が従来型です。

▲サフ吹きが終わりました。サフはタミヤのオキサイドレッドサフの缶スプレーを使用しています。エッチングパーツのメッシュ部分が目詰まりするので、乾燥後、使い古しの歯ブラシで目詰まりを修正しました。

▲本体塗装前にシャドウ吹きしましたが、もう少し派手に行なった方が良かったようで、最終的にはあまり効果を発揮する事はありませんでした。普段のAFVキット作りではシャドウ吹きをしないので、今回初めてでしたが、今後の課題にしたいと思います。

▲本体塗装前に防盾カバー部分をMr.カラー12番オリーブドラブ(1)で塗装しました。説明書での指定色ですが、これに30番フラットベースを混ぜるように指示されています。艶消しにしろと言う事だと思いますが、最後にフラットクリアを吹くので、ここはビン生をそのまま使用しています。ただ、この12番はMr.カラーになる以前のレベルカラー時代の遺物でして、現在売られているMr.カラー12番とは色調が異なっている可能性があります。個人的に12番ってあまり使う機会がないんですよね。

▲そして、マスキングを行ないました。これでようやく本体の塗装に入れます。まずは従来型から開始です。

▲OD単色なのでグラデ塗装しようと思い、基本色であるOD色2314(Mr.カラーTC09)に黒を少し加えたものをベースとして吹きました。

▲次にOD色2314(Mr.カラーTC09)のビン生をそのままベースを残す感じで吹いたのですが、ベース色をもう少し濃く(暗く)した方が良かったみたいで、色の温度差が殆ど見られません。この後、同色に白を加えてハイライト塗装したのですが、写真を撮り忘れてしまい、今日になって撮り直しました。その画像は最後に掲載していますので、そちらをご覧下さい。

従来型の方の全体塗装が一応終わったので、改修型の方に移ります。改修型は既報の通り、夜戦タイプとなるので、濃緑色3414と茶色3606との2色迷彩となります。この塗装の配色すら今まで知らなかった事で、このキットを製作する事で初めて知る事となりました。(自衛隊車輌って、ホント知識ありません。😓)

▲こちらはグラデ塗装はせず、Mr.カラーTC07濃緑色3414のビン生をそのままシャドウを残す感じで吹きましたが、前述したように、シャドウをもっと派手にした方が良かったですね。ここは反省点です。先に茶色を塗装しても良かったかもしれませんが、マスキングのやり易さを考えると濃緑色を先に吹いた方が多少はマスキングが楽に思えたので、濃緑色を先に吹きました。

茶色を吹くためにマスキングを開始したのですが、この時に使おうと買って置いたのが下の商品です。

▲「Mr.マスキングねんど」なる商品です。ショップサイトを徘徊していて偶然見付けたもので、ひっつきむしの代わりとして使えるのではと思い、送料無料にするための足しにと思って購入しました。で、結論から言うと、「全く使えない!」と言わざるを得ません。🐵 理由は「引っ付かない!」からです。 ひっつきむしのようなイメージだと思って購入したのですが、粘着力が殆どなく、引っ付いてくれません。つまりマスキング材としての保持力がないのです。これではちょっと使えませんね。”ねんど”と言う事なので、詰めものとしての使用価値はあるかもしれませんが、使い切りと言う点でもお薦めしません。

上の商品が使えないと言う事で、ここはやはりひっつきむしに登場して頂く事になりました😊 ちまちまと説明書の塗装図とにらめっこしながら、ひっつきむしでマスキングを開始したのですが、平面図で砲塔に隠れる部分の迷彩の境界線がどうなっているのか分からず、ここで一旦行き詰まってしまいました。ネットであれこれ調べたりしましたが、決め手となる画像が見付からず、結局は推測で境界線をでっち上げてしまいました。ファインモールドのHPにある改修型の完成写真は夜戦タイプではなく、迷彩パターンも異なるので、参考にはなりません。ただ、ここから言える事は、迷彩パターンは決まっていないと言う事です。 ここは割り切りですね。 で、あともうちょっとで終了と言う時になって、「ひっつきむしがない!」ではありませんか!😲 不足するかもしれないなと思っていましたが、その予感が的中してしまいました。買いに行くにしろ、近くの文具店には置いてる筈もなく、仕方なく密林に注文しました。届くのは7月になりそうで、それまで塗装は一旦中断します。代用品として、練り消しの利用も考えたのですが、やはりちょっとって感じでやめました。先にマスキングが終わっている上部パネルを塗装し、その後マスキングを除去して、不足している部分をマスキングして塗装と言う手もあるにはあるのですが、何だか二重手間に思えるし、やはり塗装は一気に仕上げたい気持ちがあるので、ここは到着まで待つことにします。

で、現在の状況です。従来型はご覧のように塗装が終わっていますが、ハイライト吹きの効果はどこ?って感じで、グラデ効果が見られません。最初、白を加えすぎて白っぽくなりそうだったので、OD色を足して少し明度を落としたものを吹きましたが、何だか自分がイメージしているOD色とは似ても似つかない色合いに思えてなりません。OD色ってこんな感じなんですかね?(もうちょっと緑っぽい気がしないでもないのですが…。) 奥には迷彩のマスキング途中の改修型がありますが、どこが不足しているのか分かりますか? ほら、あそこですよ。アソコ!

塗装は一旦中断ですが、その間にフィギュアの製作を行なおうと思っています。次回、フィギュアの製作報告となりそうです。ん~、フィギュアは苦手やぁ~。 明日、新たな予約キットが届きます😲

フィギュア編のその12に続く。




16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Ganpon)
2020-06-28 01:13:50
0-senさん、こんばんは。
足の方は、だいぶ良くなって来られたようで安心しました。
「ひっつきむし」は使ったことが無いのですが、私は「ブルタック」を愛用しております。
少し高いですが、ヨド▼▼なら1個から送料無料で翌日到着するとおもいます。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-06-28 01:36:31
Ganpon殿、今晩は。コメント有難うございます。そろそろ寝ようかなと思っていた所でした。
>足の方は、だいぶ良くなって来られたようで安心しました。⇒ご心配頂き有難うございます。お陰様で少し快方に向かっているようで、痛みも腫れも少し和らいでいます。まだ少し痛みはありますが、もう大丈夫でしょう。
>「ひっつきむし」は使ったことが無いのですが、私は「ブルタック」を愛用しております。⇒貴殿がブルタックをお使いなのは、貴ブログを拝見して存じておりますが、ブルタックもひっつきむしもどちらも同じ合成ゴムの粘着ラバーです。同じような製品はこれ以外にも存在しています。以前は練り消しなども使用していましたが、やはり使用感はイマイチですね。
>少し高いですが、ヨド▼▼なら1個から送料無料で翌日到着するとおもいます。⇒ヨドさんは利用経験がなく、いつもの密林さんに注文しました。送料無料で190円だったので、そちらをポチリました。到着まで少し時間がかかるのがネックかもしれないですが、それまではフィギュアでも作ろうと思っています。(Amazonプライム商品なら翌日到着ですが、今回の注文先はAmazonマーケットプライム商品です。)
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Unknown (日の丸航空隊)
2020-06-28 09:19:24
こんにちは。(^^)/
足の具合も少しずつ快方に向かってるそうで良かったです。

61式戦車の塗装が始まりましたね。
従来型の方は「単色迷彩」なので比較的簡単にいけますね。
「もうちょっと緑っぽい気がしないでも」と言うことですが、こんな感じです。
緑が強すぎると、米軍になってしまいます。(M4とかM42なら緑が濃くてもOK)

改修型の方は2色迷彩ですね。
「ひっつき虫」が足りなくなってしまったようですが、どこが足りてないのか解りません。
砲塔の一部かな?

改修型であっても、基本色は「OD色」なので、「茶色」は後のせで大丈夫です。
サーチライト部分もつけたまま「茶色塗装」してますので、あまり気になさらなくても大丈夫です。
塗り分け部分が結構はみ出してることがあります。(^^)/

「ひっつき虫」の追加が早く届くと良いですね。(^^)/
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Unknown (クラキン)
2020-06-28 09:30:56
足のお怪我が快方に向かわれているとのことで安心いたしました。
美人の女医さんと・・・判りますねぇ!
入院した時も、ちょっと可愛いくて愛想のよい看護士さんが居ると、それだけで入院生活が楽しくなりますから。(笑)
61式の製作は順調ですね。
迷彩パターンの細部が判らない時は「想像」で全然問題ないと思います。
実物だってそんなに厳密にパターン通りに塗られている訳ではないと思います。
オリーブドラブという色は私は好きな色なんですが、色んな色味がありますね。
米国は陸軍と空軍(旧陸軍航空隊)で全然違う色ですし、時期によっても変わるようです。
これも思い白さの一つですが、それぞれご自分の解釈で良いと思います。
正確な考証に拘られる方も居られますが、それが作風であり、個性だと思います。
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Unknown (ヒロシ)
2020-06-28 13:04:24
61式もだいぶ進みましたね。
先日ジョイフルホンダに行ったときに、Mr.マスキングねんどが売っていたので、一瞬興味本位で買おうかと思ったんですが、ひっつき虫を持っているので止めました。
買わなくて正解だったようですね。

私もちょうどF-5Eの迷彩塗装にひっつき虫を使いましたが、全部やろうとすると大変なので、機体の後部や翼を先にマスキングして塗り、機首はまたマスキングして2段階で塗装しました。
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Unknown (hajime)
2020-06-28 13:46:25
足の経過が順調でなによりです。美人の女医さんなのも回復に影響したのでしょうか……。

クレオスの特色は割と正確に実色を反映していると思います。まして自国車両なので多分大丈夫だと思います。
さらに陸自は幸いなことに実戦を経て現地で修理、再塗装はない(あったら大変)のでクレオスの特色セットを使えば正確に色を表現していると思います。
迷彩はクラキン様もお話している通り、わからないところは想像で構わないと思います。工場から出荷された時は同じでも、メンテに伴う再塗装で最初と変わってしまう可能性もあると思います。

まあ、細部にこだわらないスケールモデラー失格者の私が言うのもアレですが、色は最後は自分の感性に合わせて塗るのが一番満足できると思います。
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こんにちは (猫の誠)
2020-06-28 14:34:09
61式戦車は演習場で見ました。車体はきゃしゃですが、戦車砲の発射の際には、砲口から戦車の車体ほどの大きさの火の玉が出るのには驚きました。夕方で薄暗でしたから。一体日本の戦車は、戦前のものから10式にいたるまで、泥靴で蹴っ飛ばしたら悪い位きゃしゃですね。
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Unknown (Unknown)
2020-06-28 17:53:01
こん晩は、0-sen様。
その後、おかげんはいかがでしょうか。
快方に向かっておられるという事で、安堵しております。
が、油断は禁物、ご自愛下さいませ。
2両同時製作と言うのは、本当に大変ですね。
私も思い知りました(^^;。
要改造(しかもエッチング使用)で細部も違い、おまけに塗装ともなればかなり厳しいです。
今更ながら、ご苦労様でしたと言わさせて頂きます。
それでも工作部分が完了し、塗装に入ってくれば先も見えてきて、またモチべもアップするのではないかと思います。
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Unknown (あきみず)
2020-06-28 21:15:15
足の具合が、よくなられてきたようで
良かったです。美人の女医さんに
お目にかかったことは、なかったです
幸運です
二台の製作で塗装が違っているというのが
分かってきました 迷彩の候補を探す
為の試作になるのでしょうか。
あまりにも知識が幼すぎました。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-06-29 14:06:48
日の丸殿航空隊殿、こんにちは。今日も足の回復の為に休養ですが、会社勤めももう風前の灯火です😅
足の状態は少し痛みが残っている程度、歩行には殆ど影響なくなっています。

61式は従来型の塗装が一応終わり、改修型の迷彩塗装の為のマスキングを開始したのですが、もう少しで完了と言う所でひっつき虫が足りなくなって、現在、到着待ちとなっています。砲塔後部(写真左)で途切れているひっつき虫があるのがご覧頂けると思いますが、そこから向こう側(写真では上)に回り込んで、砲塔側面に辿り着くのですが、その部分で不足してしまいました。あと5cmもあれば事足りたんですが…。マスキングが終わっている上部パネルだけ先に塗装してひっつき虫を使い回そうかとも考えたのですが、一気に塗装したい気持ちがあって、一旦中断しました。昨日、Amazonから発送したと言うメールが届きましたので、早ければ明日にでも届くかもしれません。Ganpon殿のリコメに書いたAmazonマーケットプライム商品と言うのは誤りで、Amazonマーケットプレースの事です。
>「もうちょっと緑っぽい気がしないでも」と言うことですが、こんな感じです。
緑が強すぎると、米軍になってしまいます。(M4とかM42なら緑が濃くてもOK)⇒固定観念のようなものがあり、幼い頃に近くの埋め立て地で自衛隊の演習があり、その時見た戦車のイメージが今も残っています。当時見た戦車が何だったのかさえ分かりませんが、何だか緑ぽかった印象があり、その影響だと思います。貴殿にOKと言って頂けて安心しました。先に緑を吹いて正解だったようで、こちらも安心しました。
コメント有難うございました。
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